愛の魔法

2月14日(4) ページ37

A「西島さん」



西島「･･････」



A「西島さ〜ん！時間ですよ〜」



西島「･･････」



全然起きない･･････




好きな食べ物を検索した時に



寝起きが悪いとか、起きるのが苦手って



書いてあった



どうやって起こせば



いいんだろう･･････




西島「(｡-_-｡)Zzz･･･」



A「･･････」



西島さんが寝ているソファーの



横に腰を下ろした



ホント綺麗な顔立ち



鼻が高いし、肌はすべすべ



まつ毛は長いし、髪の毛もサラサラ･･･



芸能人って、どんなお手入れ



してるんだろう･･････



触りたくなる肌･･･



ちょっと頬っぺをつつきながら



起こしてみる



A「西島さ〜ん、起きて〜
遅刻しちゃうよ〜」



ちょっと肩を揺らしてみた



西島「(ーωー).oO」



A「聞こえないのかな･･･」



耳元で囁いてみる



A「･･･西島さ〜ん、起きて〜うわっっ！！」



突然抱き締められた



西島「とっくに起きてるっつうの」



A「えっ！？」



西島「そんなに俺の事見て
どうしたいの？襲う気？」




A「違っ」



離れようとすると、もっと引き寄せられ



逆に耳元で囁かれた




西島「キスされんのかと思って
待ってたんだけど？」



A「し、しませんよっ！」



そう言って、西島さんから



離れた



西島「はぁ〜良く眠れた〜ありがと」




A「･･･いいえ(//〜//)」



西島「どうしたの？顔真っ赤だよ？」



A「･･･仕事、遅れちゃいますよ」



西島「はいはい、今行きますよ」



A「！あっ！そうだ！ブレスレット」



ハンカチに包んでたブレスレットを



西島さんに返した



西島「あげるって言ったのに」



A「頂けません」



西島「頑固だなぁ･･･それよりさぁ･･･」



A「はい？」




西島「来た時から思ってたんだけど
なんか甘い匂いすんだけど」



A「あ、クッキー焼いたので」




西島「･･･で？」




A「でって？」



西島「俺にくれんじゃないの？」



A「さっき、同僚が取りに来て
渡しちゃったから･･･でも何個か
残ってますよ」



西島「･･･何それ？残り？」



A「･･･はい？」

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