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2月4日(3) ページ27

A「今日はごちそうさまでした」



西島「どういたしまして
もう1箇所付き合ってくれる?」




A「あ、はい・・・」



西島さんに促されエレベーターに



乗るように言われる



A「エレベーターですか?」




西島「うん・・・・・・部屋
取ってあるんだ」




A「えっっ!!!へ、部屋!?」




あまりにも唐突な事を



言うから、ビックリして



声が裏返った




西島「あははは、ウソウソ!」




A「うそ?」




西島「ここの最上階、展望台に
なってんの」



A「からかわないで下さいよぉ・・・」




西島「Aがそうしたいなら
部屋取ろっか?」




A「そうしたいなんて
言ってませんっ!」




西島「す〜ぐ怒るぅ」



《ティン》



エレベーターが最上階で開いた



A「うわぁ〜綺麗・・・」




西島「ここ、いいでしょ?」



A「凄い!宝石みたい・・・」




西島「・・・・・・」



また遠くを見つめる目・・・・・・



まわりは恋人同士ばかり・・・・・・



ここに毎年1人で来ていたのだろうか・・・




西島「寒くない?」



A「少し寒いですね・・・・・・
温度設定間違えてるんじゃないのかなぁ」




西島「正解」




A「えっ?」




西島「俺も最初来た時、寒いから
言いに行ったわけ、そしたら
恋人同士がくっつきやすいように
温度設定を低くしてるんだって」




A「そうなんだぁ」



西島「考えた演出だよね・・・」



って言うと、またあの目をする・・・・・・




A「・・・奈那さんともここへ?」



西島「プロポーズした日の一度だけね・・・・・・
その後・・・すぐ病気になっちゃったから・・・」




A「奈那さんのこと
愛してたんですね・・・」



西島「・・・愛してたかぁ・・・」




A「奈那さん・・・幸せだったでしょうね」




西島「・・・なんでだよ・・・死んだら
意味ねぇじゃん・・・」

お別れ→←2月4日(2)



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設定タグ:西島隆弘 , 魔法 , 恋愛   
作品ジャンル:ファンタジー
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tan(プロフ) - リリィさん» ありがとうございます (2019年3月4日 15時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - 名無し87227号さん» コメントありがとうございます!全部見てくれたなんて凄く嬉しいです。 (2019年2月13日 0時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
名無し87227号(プロフ) - tanさんの作品は全部読ませてもらって、キュンキュンしながら読んでいます!!!これからも応援しているので頑張ってください!!!!! (2019年2月13日 0時) (レス) id: 8ee45c32a5 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます! (2019年2月8日 16時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 続き早速読みました。続き気になります。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tan | 作成日時:2019年1月26日 13時

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