別れの朝・・・ ページ8
西島「・・・もう
夜が明けちゃうね」
A「・・・そうだね、朝になっちゃうね」
時間が経つのも忘れて
抱き合っていた2人・・・
薄暗い部屋は、少し寒く
私が少し身震いをすると
西島さんのたくましい腕が私の肩を
優しく包んでくれた・・・
密着しているのに
もっと引き寄せられ
溶けてしまいそうになる・・・・・・
そのまま、温もりに瞼が少しずつ重くなり
目を瞑る・・・・・・
そっと西島さんが瞼にキスを
落とし、二人は眠りについた・・・・・・
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西島「・・・ん・・・寒っ・・・・・・」
なんとなく肌寒くて目を覚ました・・・
さっきまで俺の腕の中で
眠っていたAの姿がない・・・・・・
西島「・・・A?」
ハッとして上半身を起こし
リビングに目をやると
Aがコートを着て外に出るところ
だった
西島「A?どこ行くの?」
A「・・・西島さん・・・おはようございます
ちょっと牛乳切らしてて・・・
コンビニ行ってきます」
西島「・・・うん、わかった・・・」
喉が乾いた俺は、冷蔵庫を開け
飲み物を探すと
西島「・・・・・・牛乳・・・あんじゃん・・・」
なんか嫌な予感がして
辺りを見渡すと
テーブルに俺宛の手紙が置いてあった
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西島さんへ
最後に幸せな気持ちにさせてくれて
ありがとうございました。
こんなに人に愛される事、愛す事を
知れた事、本当に幸せです。
西島さんの活躍を、これからも
楽しみにしています。
私が買い物に行ってる間、出ていって
下さいね!
鍵はそのままで構いません・・・
(盗まれる物なんてないですから)
さよなら A
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西島「はぁ〜・・・」
その手紙を読み天井を見上げた・・・
帰ってくるのを待とうかと
思ったが・・・これがAの
答えなんだと・・・・・・
やっぱり秀太を選んだんだと・・・・・・
千晃との関係が許せなかったんだろうと・・・
重い足取りで部屋を
後にした・・・・・・
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tan(プロフ) - さりなさん» コメントありがとうございます。ちょっとまとまりが悪かったですね・・・新作は早めに載せようと思ってます。是非また読んでもらえたら嬉しいです。 (2019年1月24日 14時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
さりな - 完結お疲れ様です!本当にtanさんの作品大好きです!新作も作られるなら楽しみにしてます!!すごい感動しました! (2019年1月24日 14時) (レス) id: db3c659d46 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - お久しぶりです。切なくて、仕事の休憩中なのに泣いちゃいました>_< 2人好き同士なのに、どうにか幸せにして下さい。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2019年1月11日 12時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tan | 作成日時:2018年12月23日 9時