LOVE

シャンプー ページ30

西島「こんばんは〜」



A「えっ、にっしー！？」



母「あら、いらっしゃい」



西島「すいません、遅くに……
帰る途中、電気ついてたのでやってるの
かなぁっと思って……時間外なのに
すいません」



A「どうしたの？」



西島「いや……実はシャンプーが
切れてて、コンビニで買おうかなぁと
思ったんだけど、どうせなら
ちゃんとしたシャンプー欲しいなぁって
思って、そしたらフラワーが
電気ついてたから…」



母「シャンプー買いに来ただけ？」




西島「は、はい、この前シャンプーしてもらって
すごく良い匂いだったし、髪の
調子良かったから」




母「この前、Aがお世話になったから
サービスであげちゃう！」




西島「それはダメです！ちゃんと
お金取ってください！」



母「いいのいいの！」




西島「困ります！もらえません！
Aちゃんも、なんか言って！」



A「お母さん、にっしー困ってるよ！
ちゃんと売ってあげて」



母「う〜ん……じゃあ、お代は頂く
代わりに、サービスでシャンプー
してあげるって言うのはどう？」




西島「それなら嬉しいです！」




母「じゃあ、こっちに座って！」



友輝「ただいまぁ〜……って、西島……
また来てる」




A「西島じゃなくて、にっしーでしょ！」




西島「どっちだっていいよ！好きに
呼んで！」



友輝「なんでいんの？」



A「シャンプー買いに来てくれた
んだよ！」



友輝「ふ〜ん……シャンプー買いにねぇ……」



母「痒いとこないですか？」



西島「ないです！気持ちいい〜
おばさん、シャンプー最高に上手いですね！」



母「そう？ありがと！」



にっしーのシャンプーが終わり



ドライヤーしようとしたときだった



ご近所さん「和美さん(母)！うちの
おばあちゃんが腕骨折しちゃって
シャンプー出来ないから、今ちょっと
洗ってくれない？」



母「あら！大変！！いいわよ！
やってあげるから！」



西島「あ、俺はすぐそこだから
家で乾かしますから」



母「そんなのダメよ！A
やってあげて！」



A「えっ！？私！？」




母「出来るでしょ！ドライヤーくらい」



A「でも…」



西島「Aちゃん！やってよ〜」



友輝「俺が」



西島「Aちゃんが良いなぁ…」




A「わかった！乾かすだけなら…」

ドライヤー→←今さら

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す