俺様社長の秘密 2

沖縄の夜 ページ25

夜になると、ちょっと肌寒い風が



ふいてきた



私は、一人、海辺を散歩している…



波の音が、穏やかに耳に心地いい




隆弘「A、ゴメン…撮影に時間がかかった」



あ「もう、来ないかと思った…」



隆弘「どうして？」



あ「……わかんない」




隆弘「Aはさ、自信がなさすぎだよ！
もっと自分に、自信を持った方が良いよ」



あ「難しいな……」




隆弘「さっき泣いてたのって、やきもちだろ？」



あ「やきもちって言うより、自分には、にっしーの隣は無理だなぁって思った…」



隆弘「俺の隣は俺が決める！
俺はAが一番いいんだ！これからもずっと」




あ「………」



隆弘「今度は、なんの涙？」




あ「……嬉し涙」



隆弘「かわいい！大好き！
いや、足りないな………愛してる！！」



あ「私も大好き」



隆弘「行こ！」



あ「どこに？」



隆弘「ホテルに……愛を確かめるためだよ！」


と、肩を抱き寄せる



私は、そのまま黙って身をまかせた

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