Relax ＆ Chiil【2】

誘惑【2】 ページ31

西島「お前さぁ
性格ひねくれてんな」



麻弓「･･･そうですか？」



西島「そんなんじゃ、いつまでも
彼氏出来ないぞ」



麻弓「･･･彼氏なんて出来なくて
いいです･･･にっしーの傍に
いれればいいですから」



西島「ふっ、俺だっていつまで
人気があるかわかんないよ･･･」



麻弓「･･･人気がなくなったって
ずっとずっと傍にいたい･･･ダメですか？」



西島「･･････」



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A「ここ、美味しいねぇ」



那音「でしょ！いっぱい食べて！」



A「那音君も焼いてばっかりだから
食べて！」



那音「最近、Aさん、元気なかったから
しっかり食べて元気になってよ」



A「ありがと！元気出たよ」



那音「･･････彼氏？」



A「えっ！？」



那音「･･･彼氏いることくらいわかります」



A「･･･うん」



那音「･･･Aさんを悲しませるような
彼氏より･･･俺の方がいいと思うけど？」



A「なぁに言ってんの！」



那音「本気だよ？絶対、絶対
泣かせたりしない！毎日笑顔でいられる
ように、愛せるよ」



A「･･････」



笑顔かぁ･･･最近、私、どんな顔して



たかと話してたんだろう･･･



目も合わせられなくなってた･･･



A「え･･･」



私の頬に、那音君がハンカチを



当ててくれた




那音「･･･泣かないで」



A「･･･お酒のせいかな」



那音「･･･俺が泣かしたみたいじゃん」



A「･･･ごめん」






與「宇野ちゃん･･･アレって
Aちゃんよな？」



宇野「どれぇ？･･････ほんとだぁ･･･
Aちゃん、泣いてる･･･」



與「･･･なんで男と･･････俺ちょっと
行ってくるわ」




宇野「ダメだよ！」



與「なんでや？」



宇野「どんな状況かわかんないし
確か、Aちゃん、にっしーと付き合ってる事
誰にも話してないはずだもん･･･
私達が出ていったら、相手の人
びっくりしちゃうでしょ！
ちょっと様子見よ」



與「･･･探偵みたいやな」

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