Relax ＆ Chiil【2】

ファン ページ27

眠い目をこすり



たかの温もりからすり抜け



朝ごはんのよういを始める



麻弓｢･･んん｣



A｢ごめんなさい、起こしちゃいました？｣



麻弓｢おはようございます｣



A｢今、朝ごはん作るんで
まだ寝てて下さい｣



麻弓｢何か手伝います｣



A｢大丈夫ですよ｣




麻弓｢タダで住まわせてもらってるんで
何かやらせて下さい｣



A｢じゃあ、玉子焼きお願いしても
いいですか？｣



麻弓｢はい｣



麻弓さんが玉子焼きを



焼いてる間、私は味噌汁を



作ったり、鮭を焼いたりした



麻弓｢Aさんって、にっしーの
どこが好きなんですか？｣



A｢えっ？･･･どこって･･･｣



麻弓｢すぐ出てこないんですか？｣




A｢なんでそんなこと？｣



麻弓｢昨日だって、男の人と酔っ払って
帰って来たり、仕事で残業して
遅くなったり｣



A｢それは、仕事だから｣



麻弓｢私なら、にっしーを優先します！
仕事も辞めて、にっしーを支える事だけに
集中します！
この前みたいに、ライブが近かったら
牡蠣なんて出さないし
食事、体調管理を完璧にします｣




A｢･･･｣




麻弓｢私･･･ずっと前からにっしーの
ファンなんです｣




A｢え･･･｣




麻弓｢やっと近づけたんです･･･
それなのに、彼女がいて･･･でも
その彼女は、あんまりにっしーの事
大事にしてなくて･･･私だったらって｣



A｢私だって、たかの事、凄く
大切に想ってます｣



麻弓｢そうですか？あんまり
そうは見えません･･･にっしーの彼女に
なれてるって奇跡に近いんですよ？
ファンの子は、ライブに行くのに
美容院に行って髪の毛を綺麗にして
目立つような服装したり、お肌のお手入れ
したり、爪まで気合い入れて･･･
にっしーが1人1人なんて見えてないのに
アピールするんです！その気持ちわかります？｣



A｢･･･｣



麻弓｢にっしー、仕事でいっぱいいっぱい
なんです･･･Aさんにかまってたら
そのうち倒れちゃうかも･･･
あなたの存在が邪魔ですね｣



A｢私が･･･邪魔｣





西島｢はよ〜｣



麻弓｢おはようございます｣



A｢･･･おはよ｣



麻弓さんの言葉で一気に不安が



押し寄せる

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