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「お、これが噂のハグですね!リスナーの皆さんには残念ながらお見せできませんが、今テヒョン君とチャン君がハグをしていますよ〜」
「なんか恥ずかしいです(笑)」
「チャン君のハグ好きはやっぱり海外で育ったからなの?」
「(笑)まぁそれもあるかもしれないですね。向こうではそんなにハードルが高くないというか、気軽にするので」
「他にも何か理由があるの?」
「うーん、これは個人的な考えなんですけど、」
「ええ」
「ハグすると、心が近くなるような気がするんです。体が近くなる分だけ心も近くなって、そしたら相手の気持ちもよく分かるんじゃないかなって」
「なるほど、だから好きな人とはたくさんハグがしたくなるのかもしれないわね」
「Aヒョン!ハグミー!」


両手を広げて待ち構えるテヒョンが可愛くて、笑いながら抱きしめる。さっきからラジオじゃ伝わらないことばっかりしてるけど大丈夫かな(笑)


「そういえば、ハグをすることはストレスが減るって記事をネットで読んだことがあります」
「そうなんですか?」
「うん、ストレスを感じた時に出る成分がハグすることで減ったり、安心したり嬉しい気持ちになるホルモンが出るからハグすることって良いんですって」
「確かに僕は普段あまりストレスは感じないです。ハグのおかげかな?」
「そうかもしれないね」
「ヒョン!もっとして!」
「あはは、どしたのテヒョンア」
「テヒョン君は急に甘えん坊になってしまいましたね〜」


リクエスト曲がかかっている間、テヒョンの背中を宥めるように撫でる。今日も一日長かったし、そろそろ疲れてきたかな。


「テヒョンア、もうちょっとだけ頑張ろ。な?」
「ヒョンがずっとハグしててくれたらがんばれる〜」
「こら、そんな寝そうな声ださない」
「ん〜Aひょん〜」


今にも寝そうなくらい目を閉じてリラックスモードだし、何より体がぽかぽかしてあったかい。子どもか。

しょうがない。
後で、今日は作業室に行けそうにないってユンギにカトクしとこう。


「これ終わったらヒョンとご飯食べに行こうか?それとも帰ってすぐ寝る?」
「っ!ご飯!ご飯行く!」


途端に目がぱっちり開いて、現金な子だなと苦笑いすれば、急に大きな声を出すテヒョンにMCヌナもびっくりしてた。


「わ、急に元気になったね?」
「ネ!僕頑張ります!」
「チャン君のハグの力はすごいのねぇ」
「ふ、そうみたいです」



*

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りり - シュガの感じが想像通りで好きです。これからもシュガにいっぱい登場してもらいたいな......更新待ってます。 (2018年12月7日 16時) (レス) id: 750d6a4b81 (このIDを非表示/違反報告)
よしこ - お仕事お疲れさまです。無理なさらないでください。続き楽しみにしています。 (2018年5月24日 10時) (レス) id: 55b0a2347b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 続き、楽しみにしてます! (2017年11月14日 19時) (レス) id: 90b0ec537d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tnk | 作成日時:2017年10月2日 1時

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