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ソファに凭れかかってるとリビングに入ってきたAヒョンが見えて驚いていると、まだ開ききってない目をうっすら開いて「…ホソガ」と両手を伸ばす。
よく分からないまま、とりあえず抱きしめると、すりすりと首元に顔を擦り寄せられた。
え、なにこのヒョンかわいい…
「Aヒョン寝れなかった？」
熟睡していると思ったAヒョンのあまりに早い起床に心配になって、体を離して隣に座ると今度はナムジュンに向かって「…なむ」と手を伸ばす。
顔を緩めたナムジュナが俺から奪うようにしてAヒョンとハグすると、また首元にすりすりしてる。さては寝ぼけてるな？
「ヒョーン、眠いんだったらちゃんとベッドで寝たほうがいいよ、今日は仕事ないんだし」
「ん…みんないない…？」
「マンネ組とユンギヒョンならまだ寝てますよ。起こしてこようか？」
「……んー？んー、」
こくりこくりと頭が揺れるAヒョンをナムが肩に引き寄せると、隣にいる俺の探すように手がもぞもぞ動いてる。その手を捕まえて握れば、フゥと満足気な溜息をついた。
「Aヒョン？」
「言いたいことがあるんだと思うよ」
「言いたいこと？」
キッチンから出てきたジニヒョンは俺たちを見ながら楽しげに笑っている。それを見て首をかしげる俺とナムジュン。
「Aヒョン、どうしたの？」
トントンと背中を優しく叩きながら聞く。
「ん…、…ただ、ま」
寝言のようにボソッと聞こえたそれに、俺たちは一瞬きょとんとしたけど、じわーっと顔がニヤけていくを止められなかった。
えぇーー？？待って待って。
Aヒョン「ただいま」が言いたくて、眠気マックスなのにボケボケしながら起きてきたの？なにそれ？なんで今日こんなかわいいの？
早起きしてよかったと心底思いながら、ナムと２人で同じ言葉を返した。
「「おかえりなさい、Aヒョン」」
その後ユンギヒョンのベッドに潜り込んだAヒョン。
昼前にようやく目が覚めたユンギヒョンは、いつの間にやら自分に抱きついて寝息を立てるAヒョンに首をかしげるのでした。
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りり - シュガの感じが想像通りで好きです。これからもシュガにいっぱい登場してもらいたいな......更新待ってます。 (2018年12月7日 16時) (
レス) id: 750d6a4b81 (このIDを非表示/違反報告)
よしこ - お仕事お疲れさまです。無理なさらないでください。続き楽しみにしています。 (2018年5月24日 10時) (レス) id: 55b0a2347b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 続き、楽しみにしてます！ (2017年11月14日 19時) (レス) id: 90b0ec537d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tnk | 作成日時：2017年10月2日 1時
