俺たちのPDヌナ！ (ページ2)

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独占インタビュー特集！ページ2

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『提供した楽曲は軒並チャートを独占し、OSTとして使用されたドラマの視聴率は上昇。幅広い年齢層から支持を受け、多くのアーティストからも楽曲提供のオファーが殺到しているキム・Aプロデューサー。今日はそんな多忙な彼女にメディアでは初めてのインタビューを行うことができた。』

『この仕事を始めたのはいつ頃から？』

「私がbighitに所属するようになったのが高校卒業した時なのでー…５年前？ですね」

怖っ。
え、あれからもう５年？
私もうそんな歳とってたの？

「普通の高校に通ってたんですけど、その頃からもう音楽を作ったりしていて。本気で音楽を続けたいなって思っていたし、進学する気もなかったので、片っ端から音楽会社にデモを送りつけたんです。今考えればすごく迷惑だったと思うんですけど(笑)そこでご連絡を頂いた中から、ご縁のあったbighitと契約をしました。」

え、何故かって？
だって会社が小さくて自由そうだったから。
本家は三大事務所の１つだから心配なさそうだし。
え、冷めてるって？
いやいや、こんなもんですよ。自分の就職先決めるのにビビッときたなんて言うほうがむしろ嘘くさいでしょ。

『ご家族から反対はありましたか？』

「いえ、両親は自分の人生は自分で決めろっていう寛大な方ですし、事務所が決まったときも応援してくれました。大学にも行かせてもらえましたし。その点は恵まれてると今でも思いますね」

『先ほど進学する気はなかったと仰ってましたが大学には行かれたんですか？』

「はい、音大の作曲学科に。やっぱり仕事としてやるならちゃんと音楽の基礎を知っておきたいなと思ったので」

あの頃は日中は音大で勉強しながら、夜や空いた時間には仕事もして、となかなかハードだった。

大学の試験が近づくとほとんど寝る時間なんてなかったな。

ふらふらになって事務所をウロついてたら、まるでゾンビみたいだの徘徊してるお婆ちゃんだのって散々笑われたっけ。大変失礼である。

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