しにたがりの光柱【鬼滅の刃】

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最近この作品しか更新出来ていないという申し訳なさ！！！！！！(スライディング土下座)


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猜疑side




｢ンだその血鬼術は！気持わりぃな！｣


｢気持ち悪いだなんて酷いなぁ！素敵な血鬼術じゃないか！｣





気持ち悪い...ねぇ。






僕は残念なことに





思い出したくもない人間だった頃の記憶が少しある。





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｢この子は呪われているのよ.....！気持ち悪い...！｣



人間だった頃




僕は人に忌み嫌われていた。




小さい頃から人の口には出さない思っていること__つまり人の本音が聞こえた。




｢あきこちゃんは可愛いねぇ！｣




この言葉は嘘だ。



-私には負けてるけど！



こっちが本当に思っていること。




｢太郎くんと一緒にいると楽しいよ｣



これも嘘。




-お前といると苦痛で仕方がない




本当はこう思っている。




まだ小さかった僕は、何故人が嘘をついてまで本当のことを言わないのか理解ができなかった。


だから人が嘘をついたとき、本当はこう思っているんだよと言ってあげた。



そしたら



｢何でそんなこと言うの｣




人は皆こう言って腹を立ててしまう。

そして



｢お前なんか嫌いだ｣


｢もう遊んであげない｣




もう二度と僕と話してはくれなかった。

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｢あーーーーー。何か嫌な事思い出しちゃったなぁ。猪くん、君のせいだよ？｣




人間なんてそんなものだ。

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