しにたがりの光柱【鬼滅の刃】

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Noside


｢やだやだ柱が2人なんて勝てるわけないじゃん僕十二鬼月でもないのに｣



猜疑は煉獄に斬られた右手を再生させながら溜息をつく。

煉獄は伊之助の刀を取り返し、｢もう取られるな！｣と言い返した。



｢お前早く死にたがり女にかけた血鬼術の内容を言いやがれ！｣


｢えーどうしよっかな〜｣



猜疑は少し黙って考えたあと、

ある提案をした。



｢うーん、じゃあ光柱を僕にくれたら教えてあげてもいいよ！｣




その提案を聞いた瞬間

胡蝶のいつもの笑顔は消え


｢ふざけるのも大概にしろ....！｣





青筋を立て怒った。
猜疑は少し驚いた顔をした後



｢ふざけるのも大概にしろよ？それは君たちもだよね｣

｢....は？｣


｢だってそうでしょ。最近まで死のうとしてた人間がさ、急に死ぬの辞めますとかなる訳ないでしょ？任務に行ってご飯を食べるようになって笑うようになったら、もうあいつは死のうとしない大丈夫なんてことないよね｣



｢僕最近あの子のこと見てたんだけど見てたけど刀握るだけで手ｪ震えてたよ？無茶してるって疑わなかったの？｣



｢まぁ無茶させてる状態にさせてるのは僕のせいなんだけどね｣とあははと笑いながら猜疑は続ける。



｢今日まで誰か1人でもあの子の話を聞いてあげた？心配してあげた？まぁ心配はしてたかもしれないけど_____｣




『ど、どうしたの...？』




その時、蝶屋敷から外の様子を見に来たAが現れた。


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最近あの子のこと見てたんだけどとかストーカーかよ。

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