しにたがりの光柱【鬼滅の刃】

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Noside


『え？勝負？』




｢そうだ！このどんぐりを賭けてな！！！｣




伊之助は鼻をふんふんと鳴らしながらさっき拾ってきた過去最高級とも言えるどんぐりを得意げに掲げた。



この勝負は伊之助なりのAへの慰めなのかもしれない。



Aは勝負を断る口実を必死に探した。(体中がいたいので！)




『えっ、あの、ここ！虫に食われてるからこのどんぐりはいらない.....かな。だから勝負はしない』



本当はちゃんと見てないから分からないけど！と思いながらなんとか思いついた苦し紛れの口実。



チラッと見ると伊之助は小刻みに震えながら




｢本当じゃねぇか！お前なかなかどんぐりを見極めるセンスがあるみてぇだな！俺は嘴平伊之助！俺は今からまたどんぐりを見つけに行く！勝負はお預けだ死にたがり女！！｣



そういうと窓ガラスを割って部屋を出ていった。



｢猪突猛進！！猪突猛進！！｣
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Aside




....!何だったんだろうあの子は。



不思議な子だなぁと思いながらその背中を見つめる。




嘴平くんが割って行った窓ガラスを見て思いついた。



この破片で手首を切ろう。




そう思って窓ガラスを拾おうとした時





｢なんの騒ぎですか！？｣




しのぶちゃんが走って部屋まで来た。




『あぁ、嘴平くんって子が窓ガラスを割って出て行っちゃって』




｢........その手に持っているものは何ですか？｣



『...片付けようとしてただけだよ。大丈夫だから』



｢なら良いんですけど...｣






これ以上悟られてはいけない。
これ以上人に迷惑をかけてはいけない。


だから今は元気なフリをしないと。





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作者の村田です！！


なななななななななななんと！！！！！！！
お気に入り登録者様が3000人を突破致しました！！！！！

そしてそしてこの作品に評価してくださる方も600人超え！！


本当にありがとうございます！


最近全然更新できてなくて申し訳ないです(´・ω・｀)


首を長ーーーーーくして待って頂けると嬉しいです！



これからもよろしくお願い致します( *・ω・)*_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ




追記:虫に食われているが無視になっていたので修正ですすすす
ご指摘いただいたふゆっこ様ありがとうございました！

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