名字が平野に変わります

34 ページ35

Aside


ピピピピッ...

「んっ...」


いつもとは違う目覚ましの音で目覚めた。


...!?


なぜ私私服のまま寝てるの!?

えっ、メイクもしたままだし...


昨日...

家帰ってきてからの記憶が無い。


重い体を起こしてリビングへ。


...え？



ソファに紫耀が寝てた。


そうだ。昨日は紫耀がうちに泊まりに来る日だったんだ...



もしかして紫耀がベットまで運んでくれたのかな...

多分目覚ましも紫耀が設定してくれたんだろう、


紫耀も今日仕事のはずなのに...

ほんとにいい彼氏。話さなくたって愛は伝わってくる。



せめてご飯でも作っていかないと、




冷蔵庫を開けたらそこには箱が。上には手紙が乗っている。

……………………………………………………………
Aへ

今日で付き合って半年が経ちました。

半年ってこんなにはやかったっけ笑

今日2人で食べようと思ってたんだけど、可愛いAの寝顔を見たら満足しちゃって笑

時間がある時にゆっくり食べてね！

仕事無理してない？大丈夫？

休むことも大切だよ？辛かったら俺でも誰でもいいから相談してね？

いつも言えないけど...

愛してるよ。

p.s 今日も泊まりに来ていいかな？
ちょっと話したいことがあるんだ、
LINEでもなんでもいいから返事ください、

紫耀より
……………………………………………………………

紫耀...。ごめんね、夜まで待っててくれたんだね、

断る理由なんてないから私はすぐに手紙を書いた。


……………………………………………………………
紫耀へ

昨日はごめんね...。

紫耀の優しさに救われました..

今日のよるは2人でケーキたべよう！

今日は玄関で寝ないからね笑

Aより
……………………………………………………………

朝ごはんを簡単に作ってラップの上に手紙を置く。


紫耀は目覚まし嫌いだから大丈夫かな...

心配だけど迷惑だったら困るからやめとこう、



私は静かに家を出た。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

こんばんは！作者です！

お気に入り登録者さんが300人を超えました!!

ありがとうございます！

これからもたくさんの人に読んでいただけるような作品を作っていけたらと思います！

これからもよろしくお願いします！

35→←33

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す