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ジンたちに言わない理由



それはやっと見つけた公安警察を私がこの手で殺るため





いや、その前に情報を引き出すため









私の親は犯罪者だった







人の物を盗んでいたり、たまに血の匂いをつけて帰ってくる時もあった




最初はそんな親が嫌いだった




そう、13歳の時までは






13歳になったその日親が私の前に座り犯罪を犯している理由を教えてくれた







最初親に理由を言うと言われた時私は『どんな理由でもダメだ』といった









それを聞いた親は『確かにそうだ。すまない。』



『___だけど、仕方ないことだったんだ___』






と言った





この親の言葉は親の話を聞いたあと私が思ったことだ









でもその2年後親が仕事へ行ったきり帰ってこなかった





2日ぐらいひとりだった








だが親が失踪して2日後私達の家に知らないスーツを着て眼鏡をかけた
おにーさんがきた





はい、と返事をすれば






『公安警察だ!』




といった








私はその時点で即座に理解した






親は捕まったんだ。






当たり前だ犯罪者だし









でも、私はどうすれば...







親たちが犯罪をしてまで守ってきたものがなくなってしまう






私はそう思い咄嗟に裏口から逃げ出した








私は元々運動神経はいい方だったので簡単に逃げれた





そして次の日公安へ行った





もちろん私が捕まった夫婦の子供だと悟られないように






そしてメガネの公安さんに言った






「奏多夫妻のことについてお話があります」

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作者名:魅連 x他1人 | 作成日時:2019年6月16日 14時

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