Chapter0 ページ1
─────突然だが、
私には一方的に想いを寄せている人がいる。
名を
同じ学校、同じ学年、同じクラス。
─────何と、小学校の頃から。
"好き"だと意識をしたのは
小学四年生のある日のこと。
その時までは関わりもなくて、クラスが一緒になる度に点呼で「あ、聞いたことのある名前。また彼と一緒のクラスか」程度にしか思わなかった。
しかし席替えでとうとう隣の席になってしまう。
私は彼のことを一方的に知っている。
クラスの中では割と珍しい名前だったから、直ぐに覚えた。
「げとうすぐるくん」。
その名前の響きを覚え、覚え続けて四年も点呼で聞いてきたのだ。
忘れるほうがどうかしている。
彼が私のことを知っているかは、別として。
「隣の席だね。よろしく」
「よ……よろしく……」
その頃の彼は、周りの子供よりも少しだけ大人びていたように思える。
けど、男子と集って話す時には何ら変わりのない笑顔だった。
「夏油、くん」
「そういえば、今年も同じクラスだね。話したことないけど、まぁ隣の席になったんだし仲良くしてよ」
「え…あ、…う、うん！！」
─────この時なんじゃないかなぁ。
私が、彼に"恋心"を抱いたのは。
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まる兄(プロフ) - 更新頑張ってください、恋が叶うといいね♪呪いがみえるなら、やられることはないな、、、たぶん (2022年2月17日 21時) (
レス) @page4 id: b4de3cad02 (このIDを非表示/違反報告)
甘木 - うっっっっショタ夏油様…可愛いですね…！続き楽しみにしてます！(●´ω｀●) (2022年1月31日 19時) (レス) @page2 id: f8e0e8f1cf (このIDを非表示/違反報告)
無胤(プロフ) - ピピコさん» あっ！！！ありがとうございます！！！！今までにないお話を書きたくて作成しました！！淡い恋心に微笑ましくなってくれて嬉しいです！！！更新頑張ります！！ (2022年1月31日 12時) (レス) @page2 id: 0e0c1513ad (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ(プロフ) - 今までにない感じのお話ですごくワクワクしております……！！淡い恋心が可愛らしいなぁと微笑ましくなりました！続きも楽しみにしてますッ！！！ (2022年1月31日 12時) (レス) id: 4cbec933ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無胤 | 作成日時：2022年1月31日 6時
