荒ぶる少女の蹴球ー２ー (ページ48)

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96話ページ48

「怪しいですね。信用できるんですかねぇ」

「あぁ、いつ敵に寝返るかわからないぜ」

まぁ前にあんあことをやった究極厨二病人間だし…てかこの2人はあのスタジアムにいなかったから詳しくはわかんないのか

「保証します。こいつはそんなやつじゃありません」

『同じく、もう彼は厨二病という名のヤンチャ坊主を卒業しかけてますから。京介と同じように』

「んなっ！誰がヤンチャ坊主だ！」

「俺を巻き込むな！」

『いてて』

事実でしょうが究極だーとか潰すとか言ってたやつが丸くなってる…うん、間違ってはない。卒業はまだしてないかもだけど…究極大好きそうだし

「フェイは白竜に合うの初めてだったね。紹介するよ」

「あまり口数は多くないが悪いやつじゃない」

『ただ言葉が残念なだけ』

そういうと白竜には頭をコツンと叩かれた。ったく認めなよね。フェイはどうやら白龍のことを知っているようだった

「能力の高いプレイヤーはこの時代にタイムジャンプする前に調べてあったんだ要注意人物としてね」

あぁなるほど、そういうことね。確かに白竜が敵とかにいたら面倒で仕方がない。けど彼なら気合いでマインドコントロールされなさそうだな…大介さんみたいにやりそう

『よし、こい白竜！』

「いくぞ！」

ゼロ戦いこう、こいつも動きが速くなってる…サッカー禁止令とかがあったとはいえブランクが全く感じない…やるねぇ

『紅蓮九尾！いただき！』

けどこっちだって負けてられない！

「もらったぁ！」

『あぁ2人でとかずるい！』

白竜を止めたけど京介にまたボールを奪われる！こいつらぁ

『乙女に対して卑怯だぞ！』

「お前に関しては乙女というより暴れ馬だな」

「いえてる」

『誰が暴れ馬よ！』

FW陣は優しい奴はいないのかな！あ、輝は別だけど

「あの3人、仲がいいんだね」

「そうだね、前に戦った時も楽しそうだった」

「けど少し違う意味もありそうやんね。あぁキャプテンは知らなくていいやんね」