荒ぶる少女の蹴球ー２ー (ページ20)

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68話ページ20

『おいおい…んじゃこりゃ』

私たちはサッカー記念博物館に入り覇者の晴天を探すためワンダバにハッキングをしてもらいなんとか潜入できていた

危険なルートを通ってなんとか覇者の聖典まで辿り着けたはいいものの、侵入したことがバレて逃げても逃げてもロボットがおいかけてきて最終的に辿り着いたのが

サッカーバトルの体験施設のような場所だった。勝たなきゃ出れないそして入れるのが5人だけらしく私とフェイが外にと出されてしまっていた

『クソが！これ蹴って壊せない？』

「無理だよ…機械なんだから」

未来だから物理的にはいけないってわけね、面倒臭い！ここは天馬たちに任せるしかないってことか

ロボットの割には動きが素早く苦戦はしていたけどなんとか天馬の化身アームドでシュートを決めてみんなと合流し覇者の聖典を盗み出すことに成功して現代に戻った

「暗号にしてまで残したってことはきっと誰かに読んでほしいからだと思う

だから必ず解読できるはず。大丈夫きっとなんとかなる」

そうだ！

『とは言ったものの』

覇者の聖典の字は暗号というか子供がぐちゃぐちゃに書いたような字で描かれていて読めるどころの話ではなかった。これ本当に偉い人が書いたものなのだろうか

にしても見た目がノートっぽいし書いたのわりかし今の現代寄りに書いた時だから読める人とかいたりしないのかな…

「諸君、おじゃまをするぞ」

『お、お姉ちゃん』

天馬の部屋で解読をしているとお菓子の差し入れに来ていた音無先生と秋さんと同じタイミングでお姉ちゃんが勢いよく入ってきた

「豪炎寺さんに頼まれてね何か少しでもできることがないかなと」

「あれ、この字って」

「そのノート」

なんか音無先生と秋さん、お姉ちゃんがどこか見覚えのあるような顔で覇者の聖典を見ていた