荒ぶる少女の蹴球ー２ー (ページ14)

今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:3,884 hit

62話ページ14

「変わってないあの日のままだ」

『懐かしいな』

あの試合以降、白竜と会ったのはたったの2回。今どうしてるんだろ

信介がボールを見つけてくれてなんとかサッカーの練習ができるようになりみんなでアルノ博士に化身アームドのコツを聞いていた。

だけど博士は時空なんちゃら理論には詳しいけどサッカーの知識はそこまでないらしくどうも…役に立ってはくれなかった

「そこにいる本人に聞いてみたらどうじゃ」

そう言って博士は私を指差すとそのまま逃げるようにどっかにいってしまった。あのおいぼれ博士！逃げやがった！

『どうって…感覚なんだよね。私、なんていうんだろう私は化身と１つになること？それをイメージしてやってるんだ』

ワンダバが教えようとしたけどつまりは絶対できると思えばできるのだ！とまぁ精神論を言って京介に論破されていた

「化身の声を聴くんだ。集中して心の声を澄ませて一気に解放する」

フェイの言葉を意識しながらみんなが化身アームドの特訓をする。一度お手本をとやってみたけど

体に包み込む、1つになる。あの時はただ負けたくないという意志と

我が身を宿すがいい、申し子よ

この言葉だけが聞こえた…

『ん？』

特訓をしてつかれて休憩をしている頃、何かが上にあるという感があった。

UFOが降ってきてる！誰も怪我はしなかった。あれって確か

「われらアルファに仕えるチームＡ５だ」

プロトコルオメガ2.0とは違って精鋭5人のチームのようだった。あいつらは私たちにサッカーのやる気をなくなせるためにきたそう言っていた。

円堂監督を元に戻すと言う条件でサッカーバトルをすることになりチームを組み始めていた

「A？どうかしたか

『いや、なんでも』

あいつら本当に円堂監督を元に戻せるの？あっちは確かキャプテンがベータだったはず、単独行動なんていいものなのか…あいつらの匂いは信用できない

だけどこのゲームでみんなが化身アームドを出せるヒントが掴めるのなら。フェイも同じことを思ったのか化身アームドを特訓中の5人が参加することになった