61話 ページ13
「久しぶりだな天馬、みんな」
「やほやほ〜」
鉄塔にはやっぱりというかお姉ちゃんと豪炎寺さんがいた。
「ここに来てもらったのはほかでもない。円堂を…円堂を助ける手伝いをしたい」
今、なんて？
「これ以上エルドラドによる歴史介入を許すわけにはいかない」
「エルドラドを知っているんですか。稲荷さんはまだしもなぜあなたは歴史への介入の影響を受けていないんですか」
フェイがその質問をすると豪炎寺さんの腕には優一さんやお姉ちゃんもつけていたブレスレットがあった。どうやらそれは支援者Xが直接送り届けてきたと。
どうやら豪炎寺さんが聖帝だったころに届けられたものらしく、お姉ちゃんもその時にもらったとか…ん？仕事でもらったんじゃ
「元々、稲荷はフィフスセクター機関のサッカートレーナーや秘書をやってもらっていた」
『お姉ちゃんが言ってた上司って豪炎寺さんってこと？ん、まってじゃあ今の会社って』
「そう、今は豪炎寺さんの下で世話になってるってわけ。これは企業秘密で言えなかったんだ、革命してたあんたには悪いと思ってるよ」
だ、だから会社どこって聞くと渋ったりフィフスセクターのことを言ったら気まずそうな顔してたんだ。え、やばてか豪炎寺さんのところで働くってえ、やば。憧れるんだけのあのエースストライカーですよ？
「A、平気か」
色んな意味で頭が追いついてない気がする
「そして新たな世代の子供たちセカンドステージ・チルドレンの発掘のためにな。天馬とAもその候補の1人だった」
支援者Xって人はタイムブレスレットを渡した、つまりは未来人。けどなんでそんなこと、セカンドステージ・チルドレンに関係しているのかな。豪炎寺さんやお姉ちゃんが協力してくれるのはありがたい、けど今は場所が
「ゴットエデンだ」
「フィフスセクターが究極の選手を生み出すため才能ある子供たちを集め訓練をさせる施設だった場所」
だった…閉鎖したんだ。あそこ
「何かあったらいつでも連絡してくれ」
「役に立てることはやるよ、こっちも出来る限り動いてみる」
音無先生と豪炎寺さんそしてお姉ちゃんに見送られTMキャラバンでゴッドエデンへと向かった。
『今でも信じられない、お姉ちゃんの上司が豪炎寺さん』
「まさかフィフスセクターで働いていたとは」
『サイン欲しかった』
「そこかよ」
久しぶりだなゴッドエデンに行くの
シュウは いるのかな まだ
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作者名：mama redo | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2023年1月25日 1時
