体育祭の時間 ページ7
「うわぁ!かっこいい木村君!笑いながら走って!そうジャスティス!」
先生は変装しながら、いや変装なのか?
みんなの写真を他人なのに親バカのように立っていた
「飲み物よ、パンは」
原さんがパン食い競争ですんなりとパンを食べたり
「セクハラ!」
「あぁ!?」
二人三脚にでる前原とひなたちゃん
「あのチビ網抜けめっちゃはえぇ!体に抵抗がないからだ!」
カエデが障害物競走ですんなり網抜けをしていたり
今回の体育祭で暗殺で伸ばした基礎体力、バランス力や動体視力が生かされていた
『よっし、私も行ってくるか』
「いってこーい女番長」
『その言い方やめい!』
私が出る競技は問題早押し解答レースだった。内容としてはストラックアウトのような的にボールを当ててクイズに答えていって先にゴールした方が勝ちというレース
頭の良さとボールの投げるセンスが問われるのだけれど
「ちなみにストラックアウトの距離は成績によって変わります。
そしてA組には転校生でソフトボールでをしている外国人女子生徒いるのでハンデとして距離が遠くなっています」
横を見ると体の大きい外国人女性、ソフトボール部のキャプテン、あとは
「久しぶりだね浅川」
『宮谷あんた出るんだこれ』
「うん、B組では成績高い方だし。あとは運動神経の問題でね
正直E組いじりのあの距離でもあんたには効かなそうだけど」
そう私のストラックアウトの距離は外国人女性よりも圧倒的に離れてまとも小さかった。成績順なら私この中で一番なんだけど
「まったくA組とかもバカだよね、E組だって成績つけてるのにこんなに差別とか」
宮谷は今の柔道部の部長で本校舎の生徒で珍しいE組の差別をしないまともな生徒だ。私もたまに帰り道に会うけど一緒に話して帰ることもあるいい女子だと思う
「ハーイポンコツEクミのヒト!キイテイマスアナタハザコダト
ツマリワタシモヨユウデカテマス!ダッテAクミデスカラ」
外国女性が腕を組みながら私を煽ってきた、あぁ完璧にA組の脳と同じになっとる
「あんたA組の方でも下の成績なに言ってんだか」
そう言いながらも社会野郎の合図で協議が始まろうとしていた
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作者名:tanbarin | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2022年11月3日 3時