真面目の脳筋さんは暗殺中－４【暗殺教室】 (ページ39)

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駆け引きの時間ページ39

「けど浅野くん」

「僕のやり方にケチをつけるのかい」

「そ、そういうわけじゃ」

学秀はいつもの支配の目をその子に向けて黙らせた。本校舎の人間にまでそういうことをするのねあんた

「浅野くんが何かここによ〜う？」

「赤羽、今はお前に絡んでるつもりはない」

「ふ〜ん」

カルマ、落ち着きなって仮にもここ本校舎だからやめようね。うん、面倒になりたくないのよ。そんなことを言う前にみきが浅野の前に立っていた

「浅野くん、普段あのステージは私たちの軽音部のステージ。それを簡単に使うのはいくら浅野くんでもそう簡単にOKできない

その条件でAを呼んでもらえる、この説明はこの間したはずよ。あなたはAが引き受けてくれれば許すって言ってくれたじゃない」

みき、あんた浅野に逆らったらどうなるかなんてクラスメイトが言ってるはずなのにそれを分かってて言うなんてどんだけいいやつなのよ、ちょっと泣けちゃう

「ふん、そんなの知るか」

「そーだそーだ、あんなの浅野くんの冗談に決まっているだろ」

五英傑のいつものアホ4人がみきたちにそう言った。こいつら頭悪すぎだろ

「やめろ、言っただろ。僕は姑息な手段を使わないし嘘はつかないと」

知ってたよ、あんたはムカつくやつだけど。それでも嘘はつかない信念は持ってるんだよね。

そう言われて五英傑の4人とさきほど私を嫌がっていた子は静かに黙った。

「それにAの去年のライブは生徒にもそして校外の人にも評判だった。そしてネット上では今年も期待されている

そんな存在を出さずにこの学校の評判は起こすわけにはいかないからな」

『期待されているのはありがいのだけれど、タダでって言うわけにはいかないわよ。軽音部には悪いかもだけどA組ってなると別』

五英傑なんかは私を睨み始めた。同然でしょあんたらの利益に自然となるのなんてごめんだ、あんたらの裏にはあの人がいるそんな風に利用されるのはもっと嫌だね

だけど学秀は言うのが分かっていたようにこっちを笑いながら見ていた