真面目の脳筋さんは暗殺中－４【暗殺教室】 (ページ31)

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殺せんせーが不安に思ったのかトランシーバーで烏間先生に連絡をとった

「俺はいいが、イリーナが瓦礫の下敷きだ」

『そんなっ』

「だが構っている暇はない、死神を追う」

「ダメ！」

烏間先生が死神を追う前に陽菜乃ちゃんがそれを遮った

「どうして助けないの、烏間先生！」

「倉橋…。イリーナは結果を求めて死神と組んだ。一人前のプロならば、自己責任だ」

やっぱりビッチ先生は死神の策略のためだけに利用されたんだ。

「プロだとかどうでもいいよ！15の私がなんだけど…ビッチ先生まだ21だよ！

多分、安心のない環境で育ったからビッチ先生はさ、大人になる途中で大人のカケラを幾つか拾い忘れたんだよ。だから助けてあげて、烏間先生」

「私たち生徒が間違えた時も、許してくれるように」

先生はそのままトランシーバーを切った。だけどきっとビッチ先生を助けに行ってくれる

『さて私たちはどうするか、三村さっきこっそりお願いしたことやってくれた？』

「あぁ、やっぱAの言う通りだった。このエリアには監視カメラで正確には見えない場所がある」

「それってつまり」

『この服には暗殺迷彩がある、そしてカメラには見えない場所がある。あとは』

「首輪のリモコンは起爆命令と鍵解除だけ、乱暴に外しても起爆しないしそう簡単にはばれない」

『ここからは大体はわかるね』

そう三村が当てた監視カメラの見えないエリア、暗殺迷彩、首輪の解除。それをすれば死神が監視カメラで見張っていたって私らが逃げたように見えるわけだ

『ちなみに先生は保護色になれるから、ね？』

「ま、まさか」

裸になってください

私たちはその迷彩を生かして肩車になって死神の作戦んを抜け切ることにした