真面目の脳筋さんは暗殺中－４【暗殺教室】 (ページ29)

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『ったぁ』

「よかった、目が覚めた。大丈夫？」

『うん平気』

「言ったろ、彼女は頑丈だし死なないって」

意識がはっきりしてくると死神が私にそう言った。こいつ死なない限りに蹴ったな

「彼女は君たちの中でも武道の心得があるからね仕方のないことさ」

「どんな方法で殺せんせーをやろうとしてるか知らないけども、そう計画どおりにいくのかね？」

「たとえどんなに情報不足でも結果を出す。それが世界一の殺し屋だよ」

死神がスマホをいじっていると何か違和感があったのかその場で少し固まった。ビッチ先生に見せるとどうやらその画面に烏間先生が写っていて助けに来てくれているようだった

「なぜわかった」

「タコが言った。生徒に越せない壁があったのならそのときは先生の出番ですと」

『悪いけどあのタコ鼻はいいんだよ、だから寺坂の汗臭い匂いが溜まっている香水をばら撒いておいて正解だったね』

「てめぇ勝手に人の匂いとってんじゃねぇよ」

いいでしょ、うまくいったんだから

烏間先生の他に殺せんせーも犬の変装っぽく来てくれていた。ブラジルに行ってたのに早いお帰りだね

「仕方ない、プラン16だ」

そう言って死神とビッチ先生がどこかへ行ってしまった。無事だといいけど

だけど上から銃撃の音が聞こえてきて、上が開いていた。そこから何故か殺せんせーが降ってきた。

『殺せんせー！』

「殺せんせーまで捕まっちまうなんて」

先生が出ようとするとどうやら檻が対先生物質でできていて抜け出せそうになかった

「確かに厄介な代物ですが、私の肉体はついにこれを克服しました」

なんて言って期待したのも束の間

「消化液でコーティングして作った舌です。こんな檻、半日もあれば溶かせます」

「「おせーよ！」」

先生はそう言って檻を舐め始めた。克服も何ないじゃん、てか克服されたら殺せないし