真面目の脳筋さんは暗殺中－４【暗殺教室】 (ページ28)

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『ビッチ先生それは本心なの、あれは嘘だったっていうの』

「A、あんたはE組の中でも戦闘力はずば抜けてたし暗殺者としての才能もあった

だけど残念今この状況でそんなこともわからないなんて」

『そんなことじゃない。あなたがE組に残るために師匠にまで逆らって努力したこと。ロヴロさんにも嘘をついたってことになるよ』

「そこであの人はかんけいないわよ」

『そんなことない！たとえそうでもあの人は先生の人生か何かは変えた人でしょ！』

ビッチ先生はそういうと少し黙った。やっぱ殺し屋でも恩師という存在は裏切るわけにはいかない

「Aっ」

「そんな甘い空気の女の子に騙される人間じゃないでしょイリーナ」

ビッチ先生と私の会話を遮るように死神が話し出した

『あんたのような人間がこうも簡単にビッチ先生と動くわけがない。ビッチ先生こいつわ……っ！？』

私がビッチ先生に話しかけようとすると死神がビッチ先生の麻酔の銃を奪って私に撃っていた

「あれ当たらないか案外動きがいいんだね。君の言葉は正論も言うけど騙し言葉も多いようだ」

『どうだか、生憎あんたのように作戦を練って面倒な考えをする人間は嫌と言うほど見てるんだよ』

「なるほど、それは困るな」

死神はそう言って私の目の前に近づいて足を振り上げた。早い！来ると分かってても避けるのは限界

「女性だからって舐めちゃダメだね、君は確か武道が得意なんだよね。そういう人間ほど厄介なことはない」

死神はそのまま私の腹を蹴り上げて後ろへ吹っ飛ばされて壁に頭が当たった。風圧でフードが取れていたから体育着で守られず頭に痛みが入る。

こいつ、強すぎる

「さて君はどうする？おとなしく捕まるか彼女がなったように絶望的な戦いに挑むか」

イトナに殺し屋がそう言う

「上等だ、いくぜイトナ。俺とテメェで叩きのめすぞ」

『ダメ、寺坂っ、ったっ』

「降伏だ、たぶん格が違う。戦っても損害だけだ

俺は学んだ。今日敗北してもいい、いつか勝つまでチャンスを待つ」

そのまま気絶させられたみんなと寺坂とイトナと私はまた死神に捉えられてしまった。

捕らえられたまま連れていかれると他のみんなも捕まっていた

「Aっ！」

「大丈夫、頭にダメージが強く入っただけ死にはしないさ。彼女頑丈だろうしね」