真面目の脳筋さんは暗殺中－４【暗殺教室】 (ページ27)

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ビッチ先生を救出するため逃げた側から少し遠回りをして捕まった場所の近くのドアを開けながら探していた

律とお願いしてあっち側の様子を知りたかったけど律がハッキングされていて簡単に連絡が取れなかった

『いた！』

「ビッチ先生！」

部屋を探していくと縛られているビッチ先生がいた。奥田さんが息の確認、メグが紐を振り解いた。寺坂にビッチ先生を運ぶことをお願いした。

無事を確認できたみんなは少し安心して、逃げる側と合流して脱出することを決めた。あっちは大丈夫だろうか

「でも良かったよ。ビッチ先生が無事で」

陽菜乃ちゃんがそういうと後ろから誰かが倒れた音が聞こえた。振り向くと気絶させられて倒れている奥田さんとメグと寺坂がいた

そしてただ1人、ビッチ先生が立っていた

「6カ月くらい眠ってたわ。目が覚めたの。彼のおかげよ、さていかせてあげるわ」

『ビッチ先生、あなた』

「最後の授業をしてあげるわ、ガキども」

そう言ってビッチ先生は私たちの方に一歩ずつ近づいてきた

「痛っ！裸足で石踏んだ！」

「「…」」

「ったく、大丈」

『みんな待って！』

ビッチ先生が足の裏を怪我するとみんなが心配そうにして駆け寄る。だけどその瞬間ビッチ先生が麻酔のようなものを打ち込んでみんなを気絶させていた

「ひよっこども、これが経験の差よ。修羅場を踏んだ数が違うの」

今ここで立っているのは私とイトナだけだった

「何だ。君1人に負けちゃったのか」

ビッチ先生の後ろから死神のこえがきこえた、だけど後ろには黒いなにかしか見えず物体が見えなかった。これが本物の殺し屋なの

「あんたの言った通りだったわ。やっぱりこの子たちとは組む価値がない」

「そういうこと世界が違う。この子たちが透明な空気を吸っている間、僕らは血煙を吸って生きてきた」

死神は笑いながらビッチ先生にそう言う