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「あ、そうだひなたちゃん、Aちゃん」
『ん？』
矢田ちゃんに小声である提案をされたなるほど
「すみませんヤクザさん」
『ちょいと失礼しますね』
ひなたちゃんは飲み物をこぼされたほうを私は一緒にいた取り巻きの2人を軽くぶっ倒して気絶させた。
作戦通りにヤクザを倒れ込んだような形にして周りの取り巻きも私がほいっと捨てて同じような体制にした
「さらっと片手で運ぶとかさすが」
『鍛えてたらこうなるの、ゴリラじゃないからね』
「あはは、すみませーん店の人この人急に倒れたみたいで」
とか言って警備の人を階段から遠ざけて私たちはすんなり通れた。渚がさっきのナンパ男となぜか話してた
遠くから聞こえる声
「つらいよね男子は」
と言っていた。この会話は女子にわからないだろうと思って先に歩いて行った
そのまま私たちは隠れている先生たちを裏口から迎えに行った
「危険な場所へ潜入させてしまいましたね、危ない目に遭いませんでしたか」
「ううん、ちっとも」
だけど渚は1人だけなぜか沈んだ顔をして縮こまっていた
「結局今回女子が全部やってくれたし、僕がこんな格好した意味って」
「面白いからに決まってんじゃん」
さっき撮った写真を渚に見せながらカルマは楽しそうに言った。
「あのまま行けばよかったのに、暗殺者が女に化けるのは歴史上ならよくあるぞ」
「磯貝くんまで」
「渚君」
「『取るならはいやい方がいいらしいよ』」
「取らないよ！大事にするよ大事にするよ」
「その話は後にしてくれるか」
「二度としません」
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作者名：tanbarin | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2022年10月29日 22時
