女子たちの時間 ページ8
「皆さん、この上がテラスです」
「バーフロア、問題の階ね」
「ここからVIPフロアへ通じる階段は奥にあります。裏口は鍵がかかっているので室内から侵入して鍵を開けるしかありません」
「こっからはアドリブか」
烏間先生を支えているため男子とかは特に目立ってしまう存在だった。
「先生達はここで隠れてて、私達が店に潜入して中から裏口の鍵を開けるから」
『こういうところはこういう所は女子だけの方が怪しまれないでしょ』
「いや女子だけでは危険だ」
「あぁ、だったら」
そう言ってカルマの声でみんなは渚の方を見た。あぁなんとなく分かった。
「頼むよ、ゴリラ女」
『うるさい黙れ赤い悪魔』
カルマに最後煽られたけどそんなの気にせず女子のみんな+女装した渚を加えてバーへと入った。
〜バーにて〜
「ほら男でしょ、ちゃんと前に立って渚くん」
「無理!前に立つとか無理!」
「諦めな!」
女子にそう言われて渚は恥ずかしそうに前に立っていた。やっぱ結構似合ってるよね私より似合ってるんじゃないの
『むしろ似合いすぎだよね』
「自然すぎて新鮮味がない」
「そんな新鮮さいらないよ!」
「どこにあったのこんな服!」
「外のプールサイドに脱ぎ捨ててあった」
普通にそれ聞くとやばいように聞こえる、ぜったいそういうことだよね
そんなことを話していると後ろから男の気配を感じた。格好と背丈あのアホヅラとさっき、うん敵ではない・けど嫌な予感したから渚を後ろにしたら案の定
「どっから来たの君ら、俺と飲まねえ?金あるからさ、なんでも奢ってやんよ」
ナンパ男だった。もちろんみんなはそんな男を冷めた目で見てる、当然だ
メグは相手がめんどうだと思ってか渚に相手をお願いした。男に任せるとかかわいそうだけちょうどいいね
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作者名:tanbarin | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2022年10月29日 22時