真面目の脳筋さんは暗殺中－３【暗殺教室】 (ページ7)

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相棒の時間ページ7

『あんたはなんてもの持ってきてんのよ、ちょっとでもうるった私が恥ずかしい』

「え？何泣いたの？なんでなんで」

こいつ、人が一瞬でも喜んだ瞬間を返せ！

『まったくどんどん動いて理解する気持ちにもなってよね、ちょっと焦ったわ』

「って言っときながら演技の時思いっきりニヤけてたけどね」

『あんたもちょっと口角上がってたけど』

せっかく演技も頑張ったのに言うなよ！まったくもう

「まぁけど色々とどうも」

そう言いながらカルマは私に拳を差し出した。こいつ、素直じゃん。

『当然でしょ、あんたとは付き合い長いんだからね。これで負けてたら余計に殺してたわよ』

私もそう言ってカルマと拳を合わせた。どっかの漫画の相棒のように

『んでそれは別として一応確認しとくけど頭に異常はない？なめられてたけど頭蓋骨掴まれてたし』

「平気ゴリラによくされてるから」

『んじゃもう1回壊してやろうか』

「やれるもんなら」

そう言って私とカルマは手を合わせながらまた喧嘩した。変わらずいつもの光景で私もちょっと安心してる

「にゅやぁ、相棒みたいでいいですね」

私らがそんなことを話していると呼びにきた渚と一緒に殺せんせーはニヤけながらこっちを見ていた。

「ご、ごめん」

『何が？』

「渚くん、そのタコちょっと貸して」

そう言ってカルマは渚から殺せんせーを取ってまたあの写真を見せていた。しかも静かにしなきゃいけないし目も防げないから余計に恥ずかしがっていた。

『なにやってんのよあんたは』

私はそのまま殺せんせーを渚に返してみんなを追いかけた。

「心配どうも」

『なんか言った？』

「別に何も