真面目の脳筋さんは暗殺中－３【暗殺教室】 (ページ29)

今日:3 hit、昨日:10 hit、合計:15,685 hit

夏祭りの時間ページ29

南の島から帰ってきて数日がたち、夏休み最後の1日を過ごしていた。

『ひぃ〜暑い』

「一気に集中しすぎるからだよアホタレ、ほれ緑茶」

『サンキュ〜』

私はカルマの部屋で勉強会をしていた。どうやらカルマが新しいテキストを買ったらしくてちょっと付き合えって言われてきた。あのテスト以降、カルマと勉強する機会が多くなったな

「にしても答えの解き方になっとくいかずに別の考えを出す人間は初めて見たよ」

『人間はね。タコならいるけど』

買ったテキストは結構いい内容だけど1つ解説がなっとくいかずに修正を楽しんでたら何も飲まずに没頭してた。きっとこの癖は殺せんせーに似たんだろうな、この前もやっちゃったし

『さすがにここまでやりすぎると疲れるし、ゲームでもしよっか』

「お、上等」

そんな風に休憩がてらゲームをしていると窓がノックされて横を見ると

『こ、殺せんせーなにやってんの』

泣きながら窓の外に殺せんせーがいた

「はぁ、祭り？」

『なんでまた』

「今日思い立ってクラス皆に声かけてます。用事で断る人が意外に多くて傷ついてます」

超生物が生徒に夏祭りに来てほしいってお願いするってどうなのよ。私もカルマもちょっと呆れていた

「まっいいけど。どうせだらだら遊んでたし」

『別にいいよ、この後予定はないし』

「ありがとうございます！」

先生はそう言って集合場所と時間を伝えて他のみんなの誘いに行った。

『だらだら遊んでたね』

「うっさい」

私はそう言いながら机の下に隠されてるさっき買ったらしいテキストを見ていた。

素直じゃないんだから