真面目の脳筋さんは暗殺中－３【暗殺教室】 (ページ25)

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肝試しの時間ページ25

「肝試し？今からですか」

海から私たちが帰ると殺せんせーは張り切ったようにお化けの格好をしていた

「えぇ真夏の夜に遊ぶことといえばこれでしょう！」

『とかいって』

「殺せんせーが遊びたいだけでしょ？」

「君たちと違って、先生ずっと殻に閉じこもってましたから！せっかくの南の島なのに」

「肝試し面白そうじゃん」

「えーでも怖いのやだな」

「へーきへき、お化けは殺せんせーだろ」

『やるのは自由だけど私は抜けるよ』

「えー！？なんでですか！？怪我なら治ったでしょう！」

『んまぁそうだけどだって人数的に無理でしょ』

その言葉を言われて改めて人数を数えるとさっき2人組だということを思い出しシーンとなった

「だ、大丈夫ですよ！一つは3人にすれば！」

適当すぎる、けどどう足掻いてもここは切り抜けるしかない。なぜなら

「殺せんせー、A余裕な顔してるけど結構暗いとこ怖いんだよ」

カルマがそう言うと一斉にみんながこっちを見た。私は見られまいとすぐに目を逸らした

「そうなんだ〜じゃあなおさらやんなきゃね」

『ちょっと莉桜ちゃん！？』

「そうですねぇ！普段何事も対応できるAさんが楽しめるなら！」

『そこ2人！楽しんでるでしょ！あとカルマ！あんた余計なこと言わないでよ！

私は暗いのは怖いんじゃなくて苦手なだけ！』

「「(それはもう怖いと同じだろ)」」

みんなに囲まれて私は仕方なく肝試しに行くことになった。この時私たちは知らなかった

殺せんせーにはゲスな目的があったことを