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「ボスの敵討ちは俺らの契約には含まれてねぇ！それに言ったろ
そもそも、お前らに薬なんざ必要ねぇ」
「お前らに盛ったのはこっち、食中毒菌を改良したものだ
あと3時間位は猛威を振るうがその後急速に活性を失って無毒となる
ボスが使えと指示したのはこっちだ。これを使えばお前らマジでヤバかったがな」
「そのウイルスを使う直前に3人で話し合ったぬ
ボスの設定した交渉期限は1時間。だったらわざわざ殺すウィルスじゃなくとも取引はできると」
「おまえ等が命の危険を感じるには充分だったろ」
「あいつの命令に逆らったってこと？お金貰ってるのにそんなことしていいの？」
命令を無視するに近い行動だ。そう思ったけど殺し屋たちは違った
「プロが何でも金で動くと思ったら 大間違いだ。もちろんクライアントの意に沿うように最善は尽くすがボスははなから薬を渡すつもりは無いようだった
カタギの中学生を大量に殺した実行犯になるか、ロとしての評価を落とすか、どちらが俺らの今後にリスクが高いか冷静に秤に掛けただけよ」
こいつらもプロであり殺し屋なんだ。殺すだけが目的の人間かと思ってたけどそういうとこはちゃんと考えてるんだな
「まぁそんなわけでお前らは残念ながら誰も死なねえ。その栄養剤を患者に飲ませて寝かしてやんな。倒れる前より元気になったって手紙が届くほどだ」
「そこの小娘にもだぬ」
毒使いのおじさんと一緒におじさんぬも私に何か渡してきた
「痛み止めだぬ、プロの殺し屋もよく使う便利なものだ。これを使えば痛みだけならすぐに吹き飛ぶぬ」
そんなことを話しているとちょうどヘリが到着していた。烏間先生は信用するかは生徒の様子を見てからと決めてしばらく殺し屋たちを拘束するらいとのこと
「しゃあねえな。来週は次の仕事入ってるからそれ以内にな」
そう言って殺し屋たちはヘリに乗ろうとしていた
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作者名：tanbarin | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2022年10月29日 22時
