真面目の脳筋さんは暗殺中－３【暗殺教室】 (ページ15)

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「ではいきますよ、出席番号12番、立って狙撃！」

男が迷いなく撃つとそれは人形でそれは菅谷が作ったダミー。律に合図されて千葉がおとこに銃を構えて撃った

「ヘヘ、外したな！これで2人目も場所が、ぐっ！」

千葉が狙ったのは男じゃない、男の後ろにある吊り照明の金具を狙ったのだ。男はふらふらしながらも銃で千葉を狙った

だが速水ちゃんが援護で今度はぴったりと男の銃に当たり、銃は転がり落ちた

『来た！』

私は前方の男の方にいたので急いで隠れていた場所から出て男の腹に蹴りを決め込んで、寺坂たちに男をガムテで結んでもらった。

「どんな人間にも殻を破って大きく成長できるチャンスが何度かあります。しかし1人ではそのチャンスを活かし切れない。

集中力を引き出すような強敵や経験を分かつ仲間達に恵まれないと、だから私は用意できる教師でありたい。

生徒の成長の瞬間を見逃さず､高い壁を､良い仲間を､すぐに揃えてあげたいのです」

命懸けの戦いをした後だけど千葉と速水ちゃんの表情はさっきよりも中学生で腕でタッチをしていた。あの2人の表情がこうもはっきり見れるなんて乗り越えたんだなこの2人も

男を倒した後、私たちはそのまま先に進んだ。その間に烏間先生も少し回復してきていて

「大分体が動くようになってきたまだ力半分ってところだがな」

って言ってたけど普通に見ると普段の私らの倍はもうある感じでみんなも驚いていた。もうあの人だけでもよかったんじゃないの

「皆さん、黒幕について分かってきたことがあります彼は殺し屋の使い方を間違えている。

見張りや防衛など、それは殺し屋の仕事ではない。彼らの能力はフルに発揮すれば恐ろしいものです

「確かに｡あいつ､狙った的は1cmたりとも外さなかった」

「カルマくんもAさんも日常で後ろから忍び寄られたらあの握力に瞬殺されていたでしょう」

「そりゃあね」

『まぁそうだよね』

やっぱなんとなくの予想は当たっていた。殺し屋の人間ではないって、やっぱ上の国の人間なのかな。けどそれだけで私らのことそんなに知ってるか