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「木村君5列左へダッシュ!寺坂君と吉田君は左右に3列!

死角ができた!この隙に茅野さんは2列前進!

カルマ君と不破さん同時に右に8!磯貝くん左に5!Aさん右に4!」

殺せんせーの指示で私たちはシャッフルで動き出す。だが男も指示することで名前と位置を知ることになる、先生もそれを知った上で

「出席番号12番、右に1で準備しつつ4番と6番はターゲットを撮影!律さんを通して舞台上の様子を千葉君に伝達!ポニーテールは左前列へ前進!バイク好きも左前に2列進めます!

最近、竹林君一押しのメイド喫茶に興味本位で行ったらちょっとハマりそうで怖かった人、撹乱のため大きな音をたてる!」

「うるせぇー!なんで行ったの知ってんだてめぇ!」

うわ、先生そういうの確認してる

「普段は幼馴染しか家に入れないのについこの間イリーナ先生が家に入ってきてキスを迫られてめちゃくちゃうぶで照れた人!2列全身して相棒と左右で別れてください!」

あのタコ!!なんでうちの家のこともビッチ先生のことも知ってんだうぶとか言うな!あぁ殺したい!

全員が動き回りいよいよ千葉の狙撃の時がきた

「次の先生の指示の後、君のタイミングで撃ちなさい。速水さんは状況に合わせて彼の後をフォロー、敵の行動を封じる事が目標です。…がその前に、表情を表に出す事の少ないふたりにアドバイスです

君たちは今日先生への狙撃を外した事で…自分達の腕に迷いを生じている。

言い訳や弱音を吐かない君たちは、あいつらだったら大丈夫だろうという勝手な信頼を押し付けられることもあったでしょう

苦悩していても誰にも気付いてもらえない。

でも大丈夫、君達はプレッシャーを1人で抱える必要は無い。君達2人が外した時は人も銃もシャッフルしてクラス全員誰が撃つかもわからない戦術に切り替えます

ここにいる皆が訓練と失敗を経験しているから出来る戦術です。君達の横には同じ経験を持つ仲間がいる、安心して引き金を引きなさい」

そう言われてわりと近くにいる千葉の方を見てうなづいた。安心しろと

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作者名:tanbarin | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2022年10月29日 22時

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