真面目の脳筋さんは暗殺中－３【暗殺教室】 (ページ12)

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「さて行きましょう。ホテルの様子を見る限り敵が大人数で陣取ってる気配はない

雇った殺し屋などもせいぜい1人や2人」

「さっさとぶっ倒すぞ！」

ーコンサートホール前ー

『殺し屋が1人、2人かと思ったけどあれはまた警備？』

「んじゃもう1回スタンガンで！」

『無茶よ、ここの通路はさっきほど木村が取れる助走はないしここにいるってことはあいつらを倒してきたって怪しまれるからできないよ』

みんなもその通りで何もいえずその場で止まっていた

「Aさん、ここはあなたの出番ですね」

『え』

「あなたは人の急所をつくのがうまいさっきの素手の人ともそうだった。だけど動きは軽かった

あなたのことですまだ何か奥の手があるのでは？」

この人は考えていることが読めるのかエスパーなのかさっきの寺坂の気持ちに同情するよ

『仕方ない本来は先生対策だったんだけど、人間相手2人くらいなら行けるってロヴロさんに言われたし。いっちょやりますか』

私はいつも以上に張り切って短い半袖も肩に捲り上げ、腕をポキポキさせた。

『ちょいとみんなは静かにね』

私はそうやって目を閉じる、敵の位置、呼吸音、体系、骨格すべて見た情報と空気で感じ取る見えないところでそれを考えるのが重要

(「君の場合はパワーがある得意は足蹴りのようだが、素手の方が行動が速くなる。心を研ぎ澄ませれば2人くらいは余裕で倒せる)」)

「ん？」

「どうした？」

「今隙間風が」

警備は私に気付いてない。足音立てずに後ろにもう回り込んでいるからね

『いっちょあがり』

私はそのまま男たちの首元をそっと触って気絶させた。