真面目の脳筋さんは暗殺中－２【暗殺教室】 (ページ50)

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「何故わかった？殺気を見せずすれ違いざま殺る、俺の十八番だったんだがなおかっぱちゃん」

「だっておじさん、最初にサービスドリンク配った人でしょ？」

そう言われてみんなは思い出したかのように確信した。そんな人が歩いてたら明らかにおかしいわな

「じゃあウイルスを盛ったのも」

「断定するには証拠が弱いぜ。ドリンクじゃなくてもそんなものを盛る機会は沢山あるだろ」

「クラス全員が同じものを口にしたのは、あのドリンクと船上でのディナーの時だけ、けどディナーを食べずに映像編集してた三村君と岡島君も感染したから、感染源は昼間のドリンクに絞られる」

『あとおじさん、カエデがウイルスを持ったって言われたのに何事もなくその状況を話してた。

普通何も知らない人ならもっと慌てるか別の証拠をあげるはずだもん。むしろ余裕顔の方がおかしいし』

「従って､犯人はあなたよおじさん君！」

不破さんはノリノリでさっきのおじさんに指を指していた。どっかの探偵漫画かな？推理ショーかな？

そう言われてもおじさんは何事もないように笑っていた。そんなことを思っていると烏間先生が倒れかけていた

「まぁ俺の正体が知れたところでもう手遅れなんだがなぁ」

「毒物使いですかしかも実用性に優れている」

「俺特性の室内用麻酔ガス、一瞬吸えば象すらおとすし外気に触れればすぐ分解して証拠も残らん

お前たちに取引の意思が無い事はよくわかった。交渉決裂､ボスに報告するとするか

だけどおじさんが逃げようとする前に私たち全員で出口を囲んでいた。

「敵と遭遇した場合」

「即座に退路を塞ぎ」

『連絡を断つ、ですよね烏間先生』

「おまえは…我々を見た瞬間に攻撃せずに報告に帰るべきだったな」

先生はふらつきながらも立っていた

「ふん､まだしゃべれるとは驚きだ。だがしょせん他はガキの集まり、おまえが死ねば統制が取れずに逃げ出すだろうさ！」

そう言うとガスの男はまたもガスを出そうとしたがその前に烏間先生が一蹴りでぶっ倒していた。

烏間先生はその勢いで倒れそうになってなんとかいち早く気づいて倒れる前に止めた