真面目の脳筋さんは暗殺中－２【暗殺教室】 (ページ47)

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伏魔の時間ページ47

全員が崖を上っている中

「置いてくよ〜」

『男子ども、ちゃっちゃと動け〜』

私とひなたちゃんは何事もなく崖を上っていく。私は親のこともあるけどひなたちゃんは本当に身軽だな

『けどまぁうちの先生が動けるのが3人中1人とは恥ずかしい』

目線の下にはギャーギャー騒いでいるビッチ先生をおんぶしながら殺せんせーを持って烏間先生が崖を上っている。さっき殺せんせー持とうか聞いて平気って言われたけど大丈夫かなあれ

「つうかビッチ先生何でついて来たんだ」

「留守番とかぬけものみたいで嫌なんだって」

「足手まといにならなきゃいいけどな」

『大丈夫だよ、あの人は仮にもプロだから』

「こらA！仮にもって言うな！」

聞こえてたんかい、耳はいいんだなビッチ先生

『ねぇカルマ今回の犯人どう思う？』

「どうって」

『だってさ殺せんせーのことを知ってる人っていくら暗殺者でも国家機密だから知ってる人そういないでしょ。だから誰なのかなって思って』

「Aは予想ついてるの？」

『まぁなんとなくかな』

殺せんせーのことを知ってるのはやっぱ国の人間。けど烏間先生やビッチ先生が誰かに言うわけもないし

だとしたら

『国の人間が依頼したか、烏間先生と同じ防衛省の人間くらいかなって』

「なるほどね」

そう言って私たち2人は烏間先生の方を見ながら話していた

みんなが崖を上り切り烏間先生の合図でマップの最終確認をしていた。私たちはエレベーターが使えず階段使うしかない。その階段もバラバラで長い距離を歩かなくちゃならない

「テレビ局みたいな構造だな」

「どゆこと」

『テロリストに占拠されないよう、複雑な設計になってるんだよ。どうりで悪い宿泊客が動くわけで』

律によて通用口が開かれると烏間先生を筆頭にみんなが続々と入っていった