真面目の脳筋さんは暗殺中－２【暗殺教室】 (ページ42)

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手応えの時間ページ42

爆発とともにみんなはバランスを崩して海に落ちた。今までの暗殺とは明らかに違う。殺った手応えが私たちにはある。だけど油断はできない

「やつには再生能力もある、磯貝くん片岡さんが中心になって水面を見張れ！」

「「はい！」」

逃げ場はどこにもなかったはず

「あ、あれ！」

カエデの声でみんなは海に少し呼吸をしているかのような泡が見えた。磯貝と私はそれに銃を構える

「ふぅ〜」

そこには透明な球体に囲まれた先生の顔が浮かんでいた。なにあれ

「ヌルフフフ、これぞ、先生の奥の手中の奥の手、完全防御形態」

「「(完全防御形態！？)」」

「外側の透明な部分は高密度に凝縮されたエネルギーの結晶体です。肉体を思い切り小さく縮め、その分余分になったエネルギーで肉体の周囲をガッチリ固める

この形態になった先生はまさに無敵」

「そんな。じゃあずっとその形態でいたら殺せないじゃん」

「ところがそう上手くいきませんこのエネルギーの結晶は約1日で自然崩壊します。

その瞬間に先生は肉体をふくらませ､エネルギーを吸収して元の体に戻るわけです

裏を返せば､結晶が崩壊するまでの約1日、先生は全く身動きが取れません。

これは様々なリスクを伴います、最も恐れるのはその間に高速ロケットに詰めこまれはるか遠くの宇宙空間に捨てられる事ですが

その点はぬかりなく調べ済みです。24時間以内にそれが可能なロケットは今世界のどこにも無い」

やられた。ここにきての殺せんせーの隠し技、しかも欠点まで計算尽くされている

あぁ完敗だ

「何が無敵だよ壊せんだろこんなもん」

寺坂がそう言いながら壊そうとするが爆弾でも傷1つつかないらしい。

「そっかぁ弱点ないんなら打つてないね」

カルマはそう言って寺坂から殺せんせーを投げてもらって私に小声でスマホにあの写真と言ってきた。こいつ楽しんでるよね

カルマはそのままさっきのエ○本を読んでる殺せんせーの写真を先生に見せて大きな石でスマホを固定した

「にゅやー！やめてぇ！手がないから顔を覆えないんです！」

「ごめんごめん、じゃあとりあえずそこで拾ったウミウシ引っ付けとくね」

あんたそんなもんどこで見つけたのよ

「だれか不潔なオッサン見つけてきてー。これパンツの中にねじ込むから」

「助けてー！」

ある意味いじり放題でこう言う時のカルマは天才的になるよね楽しいのはわかるけど