真面目の脳筋さんは暗殺中－２【暗殺教室】 (ページ32)

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「3勝1敗！」

「数学の結果を待たずしてE組がA組に勝ち越し決定！」

「ってことは賭けのあれも頂きだな！」

「楽しみ〜」

「あとは数学だけですね」

「最後は数学！E組1位は浅川A！！そして学年1位は

浅野くんと同率で学年1位！」

『っちゃまた同率かよ。先生これって触手の権利もらえるの？』

「えぇもちろん、学年1位をとっていますからね」

なら別にいいや。そう言えばカルマはどうなんだろう？

カルマの方を見るとテストを黙った結果で見て1人静かに教室を出ていった。

そんなの気にせずみんなは賭けに勝ったことで喜びのあまり周りのことに気づいてなかった。

「ちなみに今回の順位、やはり1位は浅野くんでした」

まただ今回もわりと本気でやったのにまた勝てなかった、あいつのことは嫌いで追い越したい。けどそれでも勝てない

「そして学年2位は同じくAさん！素晴らしい結果ですよ！浅野くんに負けず他を圧倒していましたし

全教科の順位だってトップ3にはだいたい入っていたじゃないですか！」

先生なぐさめてるけどある意味傷口に塩を塗ってるようなんだけど。そんなことで順位は全部発表して一時休憩となった。先生はどこか外へ行き私は出ていったカルマを探しにいった

どこまでいったんだあいつ

「さすがにA組は強い、総合はAさんを除いて7位は独占でした。当然の結果です」

外に出るとカルマはテストの結果の紙をつぶしながら木によりかかっていてそこには殺せんせーもいた

「A組の皆も負けず劣らず勉強をした。怠け者がついていけるわけがない」

「何が言いたいの」

「余裕で勝つ俺カッコイイとか思ってたでしょ？恥ずかしいですねぇ～」

先生人の傷を傷つけてどうすんのさ

「先生の触手を破壊する権利を得たのは4名、暗殺においても賭けにおいても今回君は何の戦力にも慣れなかった。

分かりましたか？やるべきことをやれなかった者は、この教室では存在感を失ってゆく

刃を研ぐことを怠った君は暗殺者じゃない。錆びた刃を自慢げに掲げるただの、ガキです」

先生はそう言いながら緑のなめた顔をしてカルマの髪を触手で触ったりしてしていた。カルマに煽りという名の説教をした殺せんせー。

カルマのように才能があってちからるものは得てして未熟者だと思う。だから今までの言葉はカルマには必要な言葉だと私は思う