真面目の脳筋さんは暗殺中－２【暗殺教室】 (ページ30)

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ーNo sideー

今回の問題は中間よりも圧倒的にペースが早かった。

中高一貫の進学校だと中3で高校の範囲をやるのはもはや普通。特にここで早いのは英・数・理

けど学校内の条件は全て同じ

ー英語ー

『(お、いい問題だこれ)』

普通の生徒は問題につまずいていた。だがA組の瀬尾は余裕そうに戦っていた。だけど答えた回答はあってはいるが倒せていなかった。だけどその横で

「お堅いねぇ、力抜こうぜ？優等生！」

中村がそう言うと満点回答で敵は倒された。

『ナイス、莉桜ちゃん！んじゃ私も！』

そう言ってAも続いて万点回答を叩き出した

「多分読んでないっしょ？サリンジャーのライ麦畑でつかまえて」

今回の問題は単純な英語の基礎だけでなく原文に準じた雑で簡潔な口語体で答えられるかも点数に入っていた。それに続いて渚も万点回答をたたきだした

「外国で良い友達いなかったっしょ瀬尾くん、やたら熱心に本を進めるタコとかさ」

もちろんそんなタコはいない

ー理科ー

小山は理科は暗記と言いながら敵を倒していったが。最後は通じずにやられかけていた。そんな中Aはもちろん、奥田は小山とは別に敵を倒していた

「本当の理科は、暗記だけじゃ面白くないです。君が君であることを知っているよって、ちゃんと言葉にして伝えてあげたら、この理科凄く喜ぶんです」

『(うん、理科にも相手に届く国語力がひつようだってこと。先生に言われてたけど奥田さんうまく活用してるじゃん)』

ー社会ー

荒木も最初は余裕そうにしていたがアフリカ開発会議の会談の回数の問題がわからずに倒れていた。

「危なかった…一応覚えておいて正解だった」

「磯貝！貴様！」

「たまたまだよ、俺んち結構な貧乏でさ。アフリカの貧困にちょっと共感して調べてたら友人にそれを聞かれてそのまま一緒に実際に現地に連れてかれて、更に興味が広がっただけだよ」

『いやーあんときはビビったけど結構楽しかったな(ハワイと修学旅行の次に楽しかった思い出かも)』

ー国語ー

たくさんの問題に生徒が苦戦する中、榊原と神崎はそんなのを気にせずにポンポン答えていた

「顔だけでなく言葉も中々美しい。だか､ただ一片の会心の解答でテストの勝敗は決まらない」

「それだけだとは思っていませんよ」

『(神崎さんかっこいい！私も負けてらんない！)』