真面目の脳筋さんは暗殺中－２【暗殺教室】 (ページ29)

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「言われ慣れてるって、A組の時から浅野くんのことを！？E組に落ちてもどっちにしても失礼だなお前！」

「A組にいないときに言われてただけさ、さぁくだらない話はここでやめよう！僕たちは忙しいからね」

そう言って五英傑はこっちを嘲笑うかのように家に帰っていった。みんな気まずい空気なのか沈黙していた

『ごめん、ちょっととりみだした』

「言っていいかわかんないけどさ、AってA組が嫌いっていうか浅野くんが嫌いだよね？」

やっぱメグはそういうとこするどいな、というか私が顔に出てるんかな

『んまぁ色々あんのよ、浅野とは』

「(この時のAの顔は怒りと同時にどこか悲しそうな目をしていた)」

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ー学秀sideー

「浅野くん、本当にいいのかあの条件の中の1つ」

榊原たちは少し嫌な顔をして僕にいった

「何か文句でも？」

「い、いや」

「あの条件は僕たちには有利になるはずさ、全てを支配してこその勝利と言えるだろう」

僕の目に言うことに嘘はない、お前らは僕の支配下だ。それを聞いていればいい

条件のうちの1つ

浅川Aは結果が分かり次第A組に帰還し生徒会副会長の元に戻ってもらう、そして名目上浅野学秀の右腕として動く

7割は父親に教えられた全てを支配すること、3割は彼女の才能を最大限に生かし切ること。それが僕の本来の目的だ

どうあがいても支配する、そう教えてのは理事長。いや父さんあなたなのですから

父さんの支配ももちろん僕が支配するのは当然だ

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期末テスト当日

「調子はどう？」

『万全に備えてきたよ、莉桜ちゃんは？』

「もちろんばっちり」

莉桜ちゃんは英語が得意だから正直心配ない、というかその実力は私と同じかそれ以上だと思う。この子きっと地頭は悪くなかったはずだもん

教室に入ると偽律がいた。なんじゃこれっと笑おうと思ったけど

「交渉の時大変だなぁこいつもという哀れみの気持ちが君らにわかるか」

そんなこと言われたら頭が下がるし、何も言い返せんよ

「律からの伝言も併せて俺からも、頑張れよ」

烏間先生の言葉は一見普通だけどやっぱちゃんとわたしたちを見てくれてるから余計に嬉しく感じる

戦いの鐘の音がいつもより大きく聞こえた