真面目の脳筋さんは暗殺中－２【暗殺教室】 (ページ13)

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自己犠牲の時間ページ13

「遅かったじゃん、何それ」

その後みんなに心配されながらも、カルマと待ち合わせしていた喫茶店で合流した。案の定腕を見ると驚いた顔をしている

『鷹岡にやられた。というか庇ったらこうなった』

「は？」

カルマはその言葉にいつも以上に怒っていた。知ってるよ怒るのあんたは優しいもん

「あいつにもムカつくけどさ、Aもだよ」

『え』

「なんでそこまで自分を犠牲にしようとするの、誰かがなってもいいってわけじゃないけどさ。いつも無理しすぎなんだよ

そういうとこは昔から変わってない。しっているこっちの身にもなってよ」

『ごめん』

「謝りとかいらないよ、人を気にするのはAのいいとこであり悪いとこなんだよ。

いくら喧嘩が強くて頭もよくても。もっと自分を大事にしてよ、俺の幼馴染なんだから」

カルマはいつも以上に真剣な目で私を見ていた。こんな目はあまり見ないよっぽど真剣なんだなって伝わってくる

『ありがとうカルマ、そしてありがと心配してくれて』

「まったくだよ、別に心配してるわけじゃないし迷惑なだけだよバカA」

『言ってくれるよアホカルマ』

私らは口を悪くして行ってはいるけど今日だけは少し笑顔で言い合った。結局迷惑をかけたからって私は店でおごらされたどっちにしろカルマは財布持ってなかったぽい。そのまま帰りに私は理事長に勧められた病院に行った

「浅野様から聞いております」

先に連絡してやがったあの人。その後の治療はさすがというほどのプロ級、金はあるんだなあの人

それから１週間みんなに心配されながらも普通に登校して１週間後にはもう痛みもすっかり消えていた

「なんであれがすぐに治るんだろう」

『日頃から鍛えてるからね』

「そう言う問題じゃないだろ」