荒ぶる少女の蹴球 (ページ37)

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36話ページ37

「天馬君安心してくれ君とサッカーの出会いの歴史は元通りにしておいた。Aさんの方もチェックを入れておいたさ」

いや、クマに歴史を変えられるってどういうことなの？またも追加で歴史の変更は定着するまで時間がかかる変えられた直後であればあるほど元に戻しやすいと言ったけど

『お弁当から食べ物が落ちたとき3秒ルールがああってあんなかんじに落としても早く拾えば平気ってことでOK』

「部分的にはあってるね」

「慣れすぎじゃない？」

『人生慣れてなんぼです』

「さとりを開いた顔しないで！」

世の中現実は受け入れなきゃダメだって死んだおばあちゃん…死んだ偉い人が多分言ってるよきっと

「それより！例のやつとってきてくれた？」

「もちろんだ！このワンダバ様に不可能はない」

状況が追いつけない私たちを気にせずクマとフェイが何かワクワクしながら話していた。

ぼーっとして見ているとクマが拳銃を取り出し

『え？恐竜！』

そのまま逆の拳銃にはフェイに当て、光を照らしていた。おかしい奴らだ、こいつら本当に平気なの

「あぁ、これがミキシマックスだ」

ミキシマックスはというのは個性を合わせて力をパワーアップさせるものらしい

『化身アームドとは別なのね』

「そうだ！だがなぜ私の頭をさっきから叩く！」

『あぁいや本物のぬいぐるみなのかと思って』

ぬいぐるみじゃないとか言ってたけど結局はクマがしゃべってるおかしな光景だった。

後半が再開するとミキシマックス？したフェイはさっきよりも格段に動きが良くなっていた。

だがプロトコルオメガの動きは素早く次元の速さには追いつけない

「大丈夫目がなれてないだけだって！心をおちつかせて集中するんだ」

心を落ち着かせて集中する、その言葉に天馬は周りを集中させて連続で新たな必殺技を完成させプロトコルオメガの動きについていった

『天馬！こっち！』

心を落ち着かせる、天馬だけにいい格好はさせないよ！私も相手を抜き去り最終的にフェイにパスをした。ミキシマックスしたフェイのシュートで同点に追いつくことができた

『来る！』

点を取られたプロトコルオメガはアルファがいきなり化身アームドで勝負を仕掛けてきた

『絶対に止める！紅蓮九尾！』

「これは月城から9つの尻尾が生えた！なんとアルファのシュートを止め切った！」

止めるために飛び出たけど、まさか新しい必殺技になるなんて…また妖怪の名前になったし