検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:13,382 hit

4話 ページ5

『っ・・・』


ベルモット「デビル!」


安室「デビル!」


ジン「何してんだ・・・デビル」



打たれたのは2人のうちどちらでもなく二人の前に立った私だった。
肩を撃ち抜かれたため肩を押さえながら顔を歪めてジンの方を見る。


『まだ黒白ハッキリ・・・しないうちから・・・殺すのはどうかと思って・・・っ』


ジン「ちっ・・・」


ベルモットが近寄って私を支えて止血をしてくれた。
その間も何か色々話をしていた。
するといきなり照明が落ちてきて真っ暗になった。
ベルモットが灯をつけると安室さんはそこにはいなかった。


ウォッカ「バーボンがいやせん、アニキ」


ジン「・・・」


ドンッ!



奥のドアが開いたのを見てウォッカが追いかけてベルモットも跡を継いでいこうとした時電話が鳴った。
誰からか気になっていたがジンがまたキールに銃口を向けた。


『ジン・・・キールはまだ黒かわからないのよ?』


ジン「それがどうした?疑われてるんだからな・・・始末しても問題ない」


『っ・・・』


ベルモット「待ってジン!ラムからよ・・・それで・・・はい・・・分かりました」


ベルモットが誰かと話しているが敬語のところを見るとラムからあの方からか・・・
電話を切り私たちの方に近づいてきた。



ベルモット「キュラソーからメールが来たそうよ・・・キールとバーボンはノックではないと」


ジン「記憶が戻ったのか」


ベルモット「そうみたい・・・それでどうするの?・・・どうやってキュラソーを取り返すのよ」


ジン「俺のよみが当たっていれば・・・どうだそっちは」


ジンは携帯を出して誰かに電話をかけている様子だった。
誰かわからないがおそらくキャンティかコルンだろう。
キールはここに置いていくみたい。
2人はウォッカと一緒に東都水族館に向かっていった。
その様子を見て私は急いでキールのそばに近づいた。



キール「何であんなことを・・・」


『・・・CIAの諜報員なんでしょ?・・・・・・なら頑張ってこの組織を潰して』


キール「デビル・・・」


『私の力では無理だから』


手錠を外せばそのうち誰かここに来るからと伝えて外に出る。
東都水族館の方を見ていると肩が少し傷んで触っていると腕を引き寄せられ誰かに抱きしめられた。



『・・・安室さん・・・』


安室「っ・・・」

5話→←3話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
65人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

豪秋(プロフ) - 凄い面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます (2020年4月13日 23時) (レス) id: abe3eae12b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒き怪盗 | 作成日時:2017年7月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。