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隣の席の棚澤くん。 ページ23
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(高校生設定です)
『 な ん で こ っ ち み て る の ？笑 』
隣の席の棚澤くん。
この子は私に恋してる、絶対。
第一、恋心がわかりやすすぎる。
本人は隠しきれてると思ってるんだろうけど。
今みたいに 授業もろくに聞かずに
隣の席の私を眺めてたり
「 別 に 見 て ね ー わ 」
いざ目が合うと 耳を赤くしてしまったり。
クラスではポーカーフェイスなんて言われてるけど
この世の誰よりもわかりやすいと思う。
『 あ 、可 愛 く て み と れ て た ？ 』
あー、とうとう顔を伏せてしまった。
ほら、わかりやすい。
こういう風に彼をからかうのは悪くない。
授業中、二人で秘密の会話をするのも悪くない。
私も彼に恋してるからだろうか。
駆け引きはしたくない。
できることなら今すぐでも好きと言いたい。
でも、私は素直じゃないから
『 ま あ 、可 愛 い か ら ね 私 』
また こんなこと言っておどけてる。
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作者名：ピーチネクター専門店。 | 作者ホームページ：http:/http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kanako13111/?p=%B2%DA%BA%DA%BB%D2&&...
作成日時：2019年10月7日 23時
