２ ページ40
ジェシーside
俺は近づいてくる敵を倒しながら、
同時に飛んでくる矢を切っていった。
そして矢が飛んで来た方へ
今度は隊長さんが弓矢をお返しする。
俺は隊長さんと背中合わせになりながら、
ロビーの階段を登っていった。
チラッと優吾を見ると、
盾を仕舞って攻撃態勢に入っていた。
こうなったら優吾は強い。
案の定、水が大量に現れて、
１階の敵を全員飲み込み、
城の外へと押し流していた。
流石だね！
俺はさらに階段を駆け上がり、
2階に辿り着いた。
すると、今度は剣を構えた衛兵達が
俺の前に立ちはだかった。
ジェ「お前ら…誰に向かって剣構えてんの？」
俺がジロッと敵をひと睨みすると、
敵達はまた一歩下がってたじろいだ。
そこを逃さず、
俺は敵に切り込む。
隊長さんも弓から剣に持ち替え、
俺とは反対側の敵を倒していく。
さらに1階から第一部隊の人達も加勢し、
敵をどんどん崩していった。
ジェ「おらぁぁ！かかってこい！！」
俺が剣を振り回しながら叫ぶと、
敵は「ごめんなさい〜！」と散り散りに逃げ回った。
だいたい片付いたか…
そう思った時だった。
優「うあぁぁぁ！！」
1階から突然、優吾の叫び声が聞こえた。
ジェ「優吾！？」
2階からロビーを覗くと、
優吾が床に膝を付いていた。
ジェ「優吾！！」
俺は急いで階段を降りようと走り出す…。
だが…
ジェ「…！？何だこれ！？」
いつの間にか、1階と2階の間には
ガラスの床が張られており、
下へ降りられないようになっていた。
ジェ「くそっ…！狙いは優吾だったのか！！」
俺がガラスを切り刻もうとしても
ビクともしない。
第一部隊の人達と
ガラスを割ろうとしていると、
優吾に一人の男が近付いてきた。
優吾は左足を負傷したのか、
足を引きずりながら
その男と間合いを取った。
優「お前は誰だ…！？」
優吾が叫ぶと、
その男はニヤリと笑った。
ジェ「あれ…？あの男…どこかで…」
そいつは赤髪のリーゼントで、
俺はなぜか見覚えがあった。
？「俺はチーム国木田の明石だ。
お前らと同じ、ハンターだよ…」
優「え！？」
明石がそう言うと、
俺は懐かしいあの大会の時の記憶が蘇った。
ジェ「そうだ…！思い出した！
あいつ、ハンター武道大会の時、
準々決勝で北斗達に負けてた奴だ…！」
すると、後ろから「ご名答…」という
もう一人の男の声がした。
振り向くと、そこには一人の銀髪の男が
クチャクチャとガムを噛みながら立っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こあらっこ(プロフ) - さくらさん» さくらさんにまたコメントして頂き本当に感謝です！嬉しいです〜（泣）お待たせしてしまい申し訳ございません、近々アップ出来る様に頑張りますね！いつも楽しく読んで頂いてるとの事で本当に嬉しいです！ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2021年3月7日 15時) (
レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 楽しく読んでいます。忙しいと思いますが更新楽しみにしています。 (2021年3月7日 14時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こあらっこ | 作成日時：2021年2月25日 16時
