2NDステージ１ ページ22
樹side
そして当たりの箱の蓋を開けると、中には
“早押しボタン”のようなものが2つ入っていた。
一つのボタンには“YES”、
もう一つには“NO”と書かれている。
樹「何だこれ？」
俺がそのボタンを手に取ると、
またパンパカパーン！！と音が鳴り、
今度は目の前に“2NDステージ”と書かれた
大きな看板が出現した。
そしてまた、
ゲーム音楽と女の子の声が流れる。
声「皆様〜、１STステージクリア
おめでとうございま〜す！！
そして、2NDステージへようこそ！！
2NDステージは、クイズを出題するよ！
その“YES,NOボタン”を使って、
問題に答えてね！
それでは、クイズ〜スタートっ！！」
「あ、いつの間にか俺達は
１STステージクリアしてたんだ〜」と思った瞬間、
いきなり“ジャージャンッ！”と効果音が鳴り、
ダンディーな男性の声が流れ始めた。
男「問題！“アジサイ”を漢字で書いた時、
出てくる色は“紫”である。
YES、or、NO？」
ジェ「はぁ！？」
大「このボタンで答えろって事！？」
袴「だったら答えはYESだ！」
樹「え、あ、はい…」
意外な人から答えが返ってきて、
一瞬変な空気になったけど、
俺はすぐに“YESボタン”を押した。
すると、そのボタンからは
「イエーース！！」という
これまたイラッとする声が鳴った。
そしてまた
ダンディーな男性の声が流れる。
男「正解は…
イエーース！！」
樹「おっしゃーー！！」
俺達は全員で歓声を上げた。
優「やったー！袴塚凄いね！！」
優吾が袴塚を褒めると、
「別に…」と言いながら、
耳が赤くなったのが見えた。
そしてまた男性の声が流れる。
男「正解おめでとうございます。
FINALステージ進出まで、残り99問です」
全「・・・
はぁ〜〜！？」
STONES、宇賀神、我が国の全軍合わせて
300名近い男たちの声が揃った。
優「99問って…完全に時間稼ぎじゃねぇか！！」
袴「しかもFINALステージもあるって言ってるぞ！」
大「このままじゃ12時になっちゃう！」
ジェ「くそー！こういう時こそ
北斗がいればなぁ…！」
俺達が憤っていると、
スッとある2人の男が俺達の前に歩み出た。
そのうちの一人は我が軍の第一部隊隊長で、
もう一人は宇賀神グループの山賊の一人だった。
隊長「クイズなら得意です！」
山賊「俺に任せとけ！」
2人は胸を張って言った。
樹「え、あ、はい…」
またしても意外な所から救世主が現れ、
俺はその2人に
おずおずと“YES,NOボタン”を託した。
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こあらっこ(プロフ) - さくらさん» さくらさんにまたコメントして頂き本当に感謝です！嬉しいです〜（泣）お待たせしてしまい申し訳ございません、近々アップ出来る様に頑張りますね！いつも楽しく読んで頂いてるとの事で本当に嬉しいです！ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2021年3月7日 15時) (
レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 楽しく読んでいます。忙しいと思いますが更新楽しみにしています。 (2021年3月7日 14時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2021年2月25日 16時
