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優吾side
優「A〜！何してんの〜？」
A「あ、優吾」
ある日の午後、家の庭で
土をいじっているAに声を掛けた。
A「今日ね、宇賀神さんのところから
お花と一緒にこの種が送られてきたの」
Aの手を覗くと、少し細長い形の
花の種のようなものが小さな袋に入っていた。
あれからはほぼ毎日、
宇賀神のところからA宛に
花束やら山菜やら薬草が届いていた。
袴塚達なりの
お詫びの印らしい…。
もちろんAは喜んでるけど、
それ以上に北斗が喜んでるのが面白い(笑)
A「さっそく北斗と慎ちゃんに聞いたら
ヒマワリの種だって言ってたの。
だから植えてみようと思って」
優「へぇ〜！手伝ってもいい？」
A「うん！ありがとう！」
Aは楽しそうに
土を掘り起こしていて、
俺もその隣にしゃがんで土を掘った。
堀り終わったら、
少しずつ間隔を空けて
種を植えていく。
キューはその種を食べようとして
Aに怒られてた(笑)
A「よし！こんな感じかな？」
優「じゃぁ水撒いてあげるよ」
俺は魔術で水を出しつつ、
親指と人差し指でその水を潰しながら、
シャワーのように広げて土に撒いた。
A「凄〜い！そんなことも出来るのね！」
優「うん、小さい頃よくジェスと
こうやって遊んでたな(笑)」
A「へぇ〜！あ、虹ができてる！！」
Aが指さした方に
小さな虹が浮かんでいた。
すると、キューが
その虹を掴もうとジャンプした。
でももちろん掴めなくて、
キューはキョトンとしている。
優「あはは！キュー、ほら、頑張れ！」
A「キュー、もっと上にジャンプしないと！」
俺とAは
キューに少し意地悪をしながら(笑)
水を撒いて回った。
すると、
突然、背後から男性の声が聞こえた。
？「楽しそうだな、優吾！」
優「…へ？」
俺とAが振り返ると、
そこには
思ってもみなかった人が立っていて、
俺は思わず硬直してしまった。
？「あれ、デート中だったかな？」
俺は驚きすぎて口をパクパクするけど
声が出なかった。
A「優吾…？どなた…？」
優「に…！に…！」
A「…に？」
優「兄さん…！！」
A「えぇー！？」
俺がやっとの事で声を出すと、
兄貴は相変わらずのふにゃっとした笑顔で
俺達に笑いかけた。
雅紀「久しぶりだな…優吾！」
俺はさらにパニックになって、
そのまま水をジョボジョボと
出し続けてしまった…
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こあらっこ(プロフ) - ストーンズ大好きさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます〜（泣）そう言って頂けると、書く活力になります！続編もお待たせしてますが、近々アップ出来ると思うので、またここでお知らせさせて頂きます。ストーンズ大好きさんに楽しんで貰えるように頑張ります！よろしくお願いします! (2021年1月13日 20時) (
レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
ストーンズ大好き - とても面白かったです。続きを楽しみにしています。 (2021年1月13日 16時) (レス) id: bed5abf654 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - *神奈月*さん» 大変恐縮なコメントありがとうございます…！しかも全て読んで頂いたとの事で嬉しすぎます！これからも、皆の苦悩や成長、わちゃわちゃ感を伝えられるように頑張ります！お話はまだまだ続く予定ですので、末永く応援の程よろしくお願い致します！ (2020年12月6日 15時) (レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
*神奈月*(プロフ) - コメント失礼致します……！とても面白い作品で全てのお話を見させていただきました！！続きがとても楽しみです！！更新お待ちしておりますm(_ _)m (2020年12月6日 2時) (レス) id: fbe34a81c3 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - かえるさん» ご返信ありがとうございます！そうなんですよね〜jsygは書いてても楽しいですwただ、今後はhksnやkmjrの過去話なんかも出す予定なので、そちらも引き続き応援よろしくお願いします！ (2020年12月2日 6時) (レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2020年12月1日 15時
