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慎太郎side
買い物から帰ってきた俺達は、
Aにバレないように
こそこそと台所で“あるもの”を作っていた。
幸い、Aは大我の部屋で
笛を練習していると優吾から聞いたので、
「今だ！」とせっせと準備していた。
北「慎太郎、これ泡立てて」
慎「了解！」
ジェ「何か手伝うことあるー！？」
北「うん、声の音量下げれる？」
ジェ「HEHE(笑)じゃぁ俺は
優吾の手伝いしてきま〜す(小声)」
ジェシーは、トンテンカンテンと
大きな音を立てている優吾の元に向かった。
慎「はい、泡立てたよ！」
北「速っ…」
北斗も別なボールと泡だて器を持って
何かを混ぜている。
北「じゃぁあとは俺やっておくよ」
慎「うん！よろしくね！
俺は“あの子達”の所に行ってくる！」
北「ん。一応、気を付けて」
慎「大丈夫だよ！あの子達は
“刺したり”しないから！」
俺はとっておきの“秘密兵器”を取りに
近くの森へ向かった。
＊ ＊ ＊
Aside
ジェ「A〜
北斗と慎太郎が呼んでるよ〜」
笛の練習をしていると、
ジェシーが何やらニコニコしながら
私を呼びに来た。
A「…？」
キョトンとしながら
大我とリビングへ向かうと、
優吾と樹も集まっていた。
慎「はい、Aここに座って！」
慎ちゃんが執事のように椅子を引いてくれる。
慎「はい、目隠ししまーす！」
A「え、何？」
慎ちゃんは私の目を
両手で覆い隠した。
すると、私の前のテーブルに
コトッと何かが置かれた音がした。
A「え、ちょっと待って！
怖い！何！？」
私が少しパニックになりかけたところで、
慎ちゃんが両手をパッと離した。
慎「ジャーン！！」
見ると、私の目の前には
美味しそうなホットケーキが置いてあった。
しかも10枚くらい積み重なっていて、
生クリームやイチゴで
デコレーションもしてあった。
A「わぁ！凄い！
え、これどうしたの！？」
まだよく状況がわかっていない私に、
慎ちゃんがニコニコしながら言った。
慎「俺と北斗から、
夏服を作ってくれたお礼だよ！」
北「何か今こういうの流行ってるらしいから、
作ってみた」
北斗が照れながら言う。
A「えぇ！？いいのに〜…
でも嬉しい！ありがとう！！」
私は嬉しくて両手を合わせて喜んだ。
慎「俺からは、さらにこれっ！」
そう言うと、慎太郎は
小さな小瓶を手渡してくれた。
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こあらっこ(プロフ) - ストーンズ大好きさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます〜（泣）そう言って頂けると、書く活力になります！続編もお待たせしてますが、近々アップ出来ると思うので、またここでお知らせさせて頂きます。ストーンズ大好きさんに楽しんで貰えるように頑張ります！よろしくお願いします! (2021年1月13日 20時) (
レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
ストーンズ大好き - とても面白かったです。続きを楽しみにしています。 (2021年1月13日 16時) (レス) id: bed5abf654 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - *神奈月*さん» 大変恐縮なコメントありがとうございます…！しかも全て読んで頂いたとの事で嬉しすぎます！これからも、皆の苦悩や成長、わちゃわちゃ感を伝えられるように頑張ります！お話はまだまだ続く予定ですので、末永く応援の程よろしくお願い致します！ (2020年12月6日 15時) (レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
*神奈月*(プロフ) - コメント失礼致します……！とても面白い作品で全てのお話を見させていただきました！！続きがとても楽しみです！！更新お待ちしておりますm(_ _)m (2020年12月6日 2時) (レス) id: fbe34a81c3 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - かえるさん» ご返信ありがとうございます！そうなんですよね〜jsygは書いてても楽しいですwただ、今後はhksnやkmjrの過去話なんかも出す予定なので、そちらも引き続き応援よろしくお願いします！ (2020年12月2日 6時) (レス) id: e1db37f72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2020年12月1日 15時
