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ジェシーside
役人さんは“VIP室”と書かれた部屋に
俺達を案内すると、
「少々お待ちください」と言って
そそくさと出て行った。
慎「俺達何かした…？」
俺達が首を傾げていると、
すぐにコンコンとノックの音が聞こえた。
「失礼しまーす」と言って入ってきたのは、
小太りの小さなおじさんだった。
？「いやぁお待たせしてしまってすみません！」
そのおじさんは
胸元から名刺入れを取り出した。
？「私はこの役所の所長をしております、
ヨミオカと申します〜」
優「所長…さん？」
ヨミオカと名乗ったおじさんは、
ニコニコと笑いながら
優吾に名刺を差し出した。
所「いやぁ、あの“有名な”
ストーンズさん達が
まさか我が街へ来られるとは
思ってもいませんでしたなぁ！
ささ、どうぞ座ってください！」
北「有名…？」
俺達はいまいち話がつかめないまま、
とりあえず高そうな
革張りのソファに座った。
樹「俺達…有名なんですか？」
樹が俺達を代表して質問すると、
所長は「何をおっしゃいますやら〜！」と
ニヤニヤして言った。
所「皆さんは今をトキメク
有名なハンター様じゃないですか〜！」
そう言うと、所長は俺達の前に
“ハンター名簿”と書かれている冊子を置いた。
全「え！？」
その表紙にはなんと、
俺達6人のポートレートが
デカデカと載っていた。
慎「何これ！？」
樹「なんで！？」
俺達が表紙を見つめて困惑していると、
所長が細い目をさらに細めて言った。
所「皆様のお噂はお聞きしておりますよ〜！
あの大富豪ローガンや
大悪党の指名手配犯も捕まえたとか！
しかも闇オークションの会場も
一網打尽にしたとお聞きしております！
いや〜もう皆さんはヒーローですよ！」
なるほど…それを聞いて納得した。
だからさっきも窓口で
他のハンターに見られてたんだ。
すると、所長が
「ところで…」と言い淀んだ。
所「そちらの方は…？」
所長が手のひらを向けたのは
ずっと下を向いているAだった。
Aがビクッとしたのがわかると、
全員に緊張が走る。
北「…“彼”はうちのマネージャーです」
こういう時、
咄嗟に機転が利く北斗は流石だ。
所「マネージャー…？」
北「えぇ、俺達の
身の回りの世話をしてもらってます。
ちょっと人見知りで…」
北斗が「な？」と聞くと、
Aはコクンと頷いた。
所長は「そうですか」と言って
また張り付けたような笑顔を見せた。
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こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» 過去のコメントを見つけるのも速い（笑）！さすが祐莉さん！いつも温かいコメントありがとうございます。頑張ります！祐莉さんもお身体にお気を付けてお過ごしください！ (2021年9月9日 8時) (
レス) id: b57f8e4ed6 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 返信ありがとうございます。4にてコメント発見しました！(年齢・あるメンバー)何となく今後の展開のヒント分かりました！今後も応援してます！身体に気をつけて！ (2021年9月8日 15時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» さらに、以前祐莉さんから頂いたコメントへ返信した中に、今後のヒントがあるかも・・？です！これからも祐莉さんに楽しんでいただけるように頑張りますね！引き続きよろしくお願いします！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます！しかも、めちゃくちゃ読み込んで頂いてて嬉しいです・・。さらに鋭い考察にもドキッとしております(笑)私より詳しいかも・・・(笑)ぜひ今後も色々と考察して頂けたら作者冥利につきます！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 今後エルさんが他の3人や主人公ちゃんに会うのか？の展開も含め、今後も応援してます！ (2021年9月7日 21時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2021年9月3日 8時
